“水10”企業ドラマ対決:「花咲舞が黙ってない」に軍配

ドラマ「花咲舞が黙ってない」(日本テレビ系)の第1話の一場面=日本テレビ提供
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ドラマ「花咲舞が黙ってない」(日本テレビ系)の第1話の一場面=日本テレビ提供

 女優の杏さんが正義感の強い銀行員を演じるドラマ「花咲舞が黙ってない」(日本テレビ系)の第1話が8日、放送され、平均視聴率は14.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。同じ午後10時からの放送で堤真一さんが企業を守る危機管理専門家を演じるフジテレビ系の「リスクの神様」は初回視聴率7.0%(同)で、“水10”企業ドラマ対決は「花咲舞」に軍配が上がった。

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 水曜午後10時の“水10”枠は日本テレビとフジテレビがドラマを放送しており、視聴率争いを繰り広げている。4月期は日本テレビが「Dr.倫太郎」、フジテレビが「心がポキッとね」を放送していたが、「心がポキッとね」が1週間先に放送を開始していたため、第1話での“直接対決”は、「○○妻」「残念な夫。」以来半年ぶりだった。

 「花咲舞が黙ってない」は、「半沢直樹」シリーズの池井戸潤さんの小説が原作。主人公の銀行員・花咲舞(杏さん)が、見て見ぬふりができず、事件や不祥事を解決していく……というストーリー。2014年4月に第1期が放送され、最高視聴率は18.3%(最終話)、平均視聴率も16.0%の好成績を記録した。

 「リスクの神様」は、偽装や隠ぺい、個人情報流失などの不祥事に巻き込まれた企業などを救う危機管理専門家たちの活躍を描く硬派な社会派ドラマ。堤さんが民放の連続ドラマに主演するのは約16年ぶりで、堤さんは数々のトラブルを解決してきた伝説的な危機管理専門家・西行寺智を演じている。

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