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11月21日(木)放送分
俳優のオダギリジョーさんが10月からTBSで始まる連続ドラマ「おかしの家」で主演することが31日、明らかになった。演出・脚本は映画「舟を編む」で日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞した石井裕也監督が担当する。また、共演者には尾野真千子さん、八千草薫さん、勝地涼さんが決まっている。毎週水曜午後11時53分から放送。
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「おかしの家」は、山田タロウさんがブログをまとめた実録本「うちのネコが訴えられました!?」(角川書店)が原作。東京・下町の駄菓子屋「さくらや」が舞台で、いつまでも少年の心を持ち続ける33歳の太郎(オダギリさん)が主人公となる。太郎は両親を早くに亡くし、祖母・明子が営む経営状態の苦しい駄菓子屋「さくらや」を守ろうと奮闘するが、なかなかうまくいかない。太郎や仲間たちは、「さくらや」を訪れる人々とともに、自身の過去に、夢に、痛みに向き合い、「本当に大切なもの」に気づいていく……というストーリー。
オダギリさんが同局の連続ドラマで主演するのは2009年の「ぼくの妹」以来、6年ぶり。ヒロインとなる夫との離婚を機に地元に戻り、太郎と久しぶりに再会する木村礼子役を尾野さんが演じる。また、太郎とつるむ3人衆の1人で、脚本家志望の三枝弘樹役に勝地さん、おばあちゃん子の太郎と一緒に駄菓子屋を経営する祖母・明子役を八千草さんが演じる。
オダギリさんは「人間はバカな生き物です。本質を見失い、何度でも同じ過ちを犯す。本当に大切なものも、すぐに見失ってしまうが、同時に人間はいとおしい生き物です。今回集まるスタッフ、キャストなら、そんな人間の両面を、最高の形で真空パックできると思います」と期待を寄せている。
TBSは、10月期に毎週水曜午後11時53分から30分間のドラマ枠を新設。「テッパン!水ドラ!!」と題し、エッジの利いた企画や同局の次世代クリエーターの発掘と育成を目指す。「おかしの家」はその第1弾作品となる。
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