あさが来た:初週視聴率は20.3%で好発進も「まれ」に及ばず

「あさが来た」で主演を務める波瑠さん
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「あさが来た」で主演を務める波瑠さん

 モデルで女優の波瑠さんが主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あさが来た」の初週「小さな許嫁(いいなずけ)」(9月28日~10月3日)の週間平均視聴率が20.3%(関東地区、ビデオリサーチ調べから算出)を記録したことが分かった。「まれ」の初週(3月30日~4月4日放送)の週間平均視聴率20.6%(同)にはおよばなかったが、20%の大台は堅持した。

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 「あさが来た」は、京都の豪商の次女・今井あさ(波瑠さん)が大阪で炭鉱、銀行、生命保険などの事業を起こし、日本で初めての女子大学設立に尽力する姿などを描く。あさのモデルは“明治の女傑”といわれた実業家・広岡浅子。宮崎あおいさんや寺島しのぶさん、玉木宏さんらも出演している。朝ドラでは初めて幕末から物語がスタートしたことも話題になっている。

 9月28日に放送された初回の平均視聴率は21.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)で、朝ドラの初回視聴率では、2013年前期の「あまちゃん」から6作連続で20%超えとなる好発進となった。10月2日には21.1%と再び21%台を記録したものの、翌3日は土曜日ということもあり、18.4%と大きく数字を下げた。

 初週「小さな許嫁(いいなずけ)」は、相撲が好きでおてんばなあさの少女時代が描かれ、あさがいいなずけの白岡新次郎(玉木さん)との結婚に疑問を抱く……という展開だった。あさの少女時代を「八重の桜」などでも知られる子役の鈴木梨央さんが演じた。「あさが来た」はNHK総合(午前8時)ほかで放送。全156回を予定。 

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