真島ヒロさんの人気ファンタジーマンガ「FAIRY TAIL（フェアリーテイル）」が初めて舞台化されることが4日、分かった。主演は俳優集団「D－BOYS」の宮崎秋人さんが務める。

あなたにオススメ

“あの頃”のジャンプ：実写ドラマ化も話題「ウイングマン」　1983年を振り返る

　「フェアリーテイル」は、真島さんが週刊少年マガジン（講談社）で連載中の作品で、一人前の魔導士を目指す少女ルーシィが、少年魔導士のナツと出会い、魔導士ギルド「フェアリーテイル」に加入してさまざまな依頼を解決するというストーリー。アニメ化や劇場版アニメ化された。舞台の脚本と演出は児玉明子さんが務める。

　舞台俳優として活躍している主演の宮崎さんは「世界的な大人気マンガ作品『FAIRY　TAIL』の舞台化、さらにその主演に抜てきしていただき、とても驚いています。座長という大役は非常にプレッシャーを感じますが、それ以上に新たな挑戦ができることが何よりうれしいです！　“再現”ではなく“舞台にする"ことを一番に考えてナツ・ドラグニルを演じたいです！」と意気込んでいる。

　また、宝塚歌劇団などの脚本や演出も務めている児玉さんは「この作品を通じて演劇ファンの方々はもちろんのこと、今まで劇場になじみのなかった方々や、国境を越え海外のFAIRY　TAILファンの方々にも、作品の世界観を劇場で体感していただけたら心の底からうれしく思います」とコメントしている。

　舞台は2016年4月30日～5月9日に東京・池袋のサンシャイン劇場で上演される。