昼ドラ:最後の作品がクランクアップ 佐藤江梨子「やり遂げた」と涙

最後の昼ドラ「嵐の涙~私たちに明日はある~」がクランクアップし、涙の佐藤江梨子さん
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最後の昼ドラ「嵐の涙~私たちに明日はある~」がクランクアップし、涙の佐藤江梨子さん

 52年の歴史に幕を下ろす東海テレビ制作の昼ドラで、最後の作品となる佐藤江梨子さん主演の「嵐の涙~私たちに明日はある~」(フジテレビ系)がクランクアップを迎えた。最終回の放送は3月31日で、かつて昼ドラで主演を務めた羽田美智子さん、五十嵐めぐみさんがゲスト出演する。

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 東海テレビの昼ドラは、1964年5月に第1作「雪燃え」がスタートして以降、214作品目となる今回でフィナーレを迎える。「嵐の涙~私たちに明日はある~」は、夫と娘を失った主人公・里子(佐藤さん)が、育児放棄された赤ん坊と出会い、実子として育てていくというハートウオーミングストーリーで、毎週月~金の午後1時25分に放送されている。

 最後は、里子(佐藤さん)と、茶道の枝川流家元・大造(竜雷太)が本音を打ち明け合う重要なシーンで、台本数ページに及ぶ2人だけの会話のシーンを長回しで撮影された。「カット!」「OKです!!」の声がスタジオに響き渡るとスタッフ、キャストらから歓声が湧いた。全ての撮影を終え、共演者、スタッフに拍手で迎えられた佐藤さんは「分不相応な大役をいただき、毎日のように反省し、家で泣いたことも多い日々でしたが、みなさんに支えていただき、やり遂げることができました。」と涙をこらえながら感謝の言葉を口にした。
 
 ドラマの市野直親プロデューサーは「見てくださってありがとうございます。最後まで皆が本当の幸せを求めていきます。皆様にお昼のひととき毎日続く物語に一喜一憂していただけるのは一応これが最後になるでしょうから思い切り昼ドラライフを楽しんでください」とコメントしている。

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