成海璃子:主演映画に思い入れ強く「何度も見たい」

名古屋市内で行われた映画「無伴奏」の舞台あいさつに登場した成海璃子さん
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名古屋市内で行われた映画「無伴奏」の舞台あいさつに登場した成海璃子さん

 女優の成海璃子さんが27日、名古屋市内の映画館で行われた公開中の映画「無伴奏」(矢崎仁司監督)の舞台あいさつに、共演した池松壮亮さんと登場した。男女4人の激しい恋と青春を描くラブストーリーで、主人公を演じた成海さんは、同作について「思い入れが強い分、まだ客観的に見られていない。5年後ぐらいにやってよかったと思うかもしれない。何度も見たいと思います」と自身に言い聞かせるように、うなずきながら語った。

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 また同作の撮影で、茶室に初めて入ったといい、池松さんに「(私の)にじり口の出入りがヘタって言って、みんなで(私のことを)笑っていなかった?」と問いかけた。池松さんは「そうだね。(入るときに)ぶつけてたね」と笑顔で認め、成海さんは「最後まで、うまく入れませんでした」と照れたように笑っていた。

 映画は、小池真理子さんの半自叙伝的小説が原作。1970年前後の仙台を舞台に、クラシック音楽の流れる喫茶店「無伴奏」で出会った男女4人の姿を描く。主人公の野間響子役を成海さん、響子が恋焦がれる堂本渉役を池松さんが演じ、斎藤工さんが渉の友人の関祐之介、女性ファッション誌「non-no(ノンノ)」(集英社)の専属モデルで、女優の遠藤新菜さんが祐之介の恋人・エマを演じた。

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