池松壮亮:成海璃子を絶賛「爆発しそうなエネルギーある」

名古屋市内で行われた映画「無伴奏」の舞台あいさつに登場した池松壮亮さん
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名古屋市内で行われた映画「無伴奏」の舞台あいさつに登場した池松壮亮さん

 俳優の池松壮亮さんが27日、名古屋市内の映画館で行われた公開中の映画「無伴奏」(矢崎仁司監督)の舞台あいさつに、主演した成海璃子さんと登場した。池松さんは、成海さんについて「真ん中(主役)が似合う。久々にこういう人に会った。(撮影から)1年後に会うと、また変化している。隠し持った爆発しそうなエネルギーや、芯の強さがあって、人として豊かな方」と絶賛。成海さんが演じた響子について「いい役で大好き。(その響子を)全うしたすごい人だなと思っています」とたたえた。

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 成海さんは、同作で池松さん演じる堂本渉に恋い焦がれる響子を演じ、官能シーンにも挑戦。「(相手が)池松君でよかった。私はジタバタしていたけど、どっしりしていてすごく頼れる人。また全然、違う役で仕事をしたい」と語った。

 また池松さんは、「(名古屋市内に)20歳ぐらいのときに3カ月ぐらいいた。(名古屋は)好きです」とコメント。しかし名古屋名物の一つで、バターを塗ったトーストにあんこをのせた「おぐらトースト」を挙げ、「あれだけ、ダメなんですよ。ほか(の名物)はけっこう好きなんですけど。なんで、かけちゃうかなあ……」と納得のいかない様子で、観客の笑いを誘っていた。

 映画は、小池真理子さんの半自叙伝的小説が原作。1970年前後の仙台を舞台に、クラシック音楽の流れる喫茶店「無伴奏」で出会った男女4人の激しい恋と青春を描くラブストーリー。主人公の野間響子役を成海さん、響子が恋焦がれる堂本渉役を池松さんが演じ、斎藤工さんが渉の友人の関祐之介、女性ファッション誌「non-no(ノンノ)」(集英社)の専属モデルで女優の遠藤新菜さんが、祐之介の恋人・エマを演じた。

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