重版出来!:黒木華の連ドラ初主演作 初回視聴率は9.2%

連続ドラマ「重版出来!」で主演を務める黒木華さん
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連続ドラマ「重版出来!」で主演を務める黒木華さん

 女優の黒木華さんが主演する連続ドラマ「重版出来(じゅうはんしゅったい)!」(TBS系、火曜午後10時)の初回が12日、15分拡大版で放送され、平均視聴率は9.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。

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 「重版出来!」は、松田奈緒子さんがマンガ誌「月刊!スピリッツ」(小学館)で連載中のマンガが原作。タイトルの「重版出来」は、本が売れて重版することを指す業界用語。柔道の日本代表選手でありながらケガで挫折し、マンガ誌「週刊バイブス」の新人編集者となった黒沢心(黒木さん)が、マンガを売るためにマンガ家や編集部の仲間、営業マン、宣伝担当、書店員など出版にかかわる人々とともに奮闘する……というストーリー。

 オダギリジョーさんが「週刊バイブス」の次期編集長候補の副編集長・五百旗頭敬(いおきべ・けい)、坂口健太郎さんがコミック営業部員の小泉純、松重豊さんが同誌の編集長・和田靖樹を演じ、荒川良々さん、安田顕さんも「週刊バイブス」編集部員として出演している。

 第1話は、柔道一筋で元五輪代表候補だった心(黒木さん)は、新卒で大手出版社・興都館(こうとかん)に入社し、マンガ誌「週刊バイブス」編集部に配属される。そんな心を待ち受けていたのは個性豊かな編集部の面々で、先輩編集者の五百旗頭(オダギリさん)の下、連載を担当するマンガ家との打ち合わせ、新人発掘、単行本の部数決定会議といった重版出来させるための地道な活動を目にすることで、この世界に魅せられていくが、数々の難題が襲い掛かる……という内容だった。

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