とと姉ちゃん:好調でNHKは「盛り上がり予想以上」

「とと姉ちゃん」で主演を務める高畑充希さん
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「とと姉ちゃん」で主演を務める高畑充希さん

 好調な視聴率を記録している、女優の高畑充希さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「とと姉ちゃん」について、同局の板野裕爾放送総局長が20日、定例会見で「主演の方の持ち味が非常に良く出ている。あの時代には生まれていないが、懐かしい感じがある。盛り上がりも予想以上」と語った。

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 4日に放送された初回の平均視聴率は22.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。「あさが来た」の初回平均視聴率21.2%(同)を上回る好発進で、2013年前期の「あまちゃん」から7作連続の20%超えとなった。15日の放送の平均視聴率は23.6%(同)を記録し、初回を上回り、自己最高記録を更新した。

 「とと姉ちゃん」は、生活総合誌「暮しの手帖」の創業者である大橋鎮子、花森安治らの軌跡をモチーフとしたドラマ。11歳で父を亡くしたことを境に家族の父代わりとなった小橋常子(高畑さん)が静岡から上京し、女性向けの雑誌を創刊。雑誌は、花山伊佐次(はなやま・いさじ)の助けを借りながら、高度経済成長期を生きる女性に支持されていく……というストーリー。宇多田ヒカルさんが主題歌「花束を君に」を手がけたことも話題になっている。

 ドラマはNHK総合で月~土曜午前8時ほかで放送。全156回を予定。

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