栗山千明:“ドロドロ不倫”きょう完結 修羅場&卒業証書&裏切りのバージンロード

「不機嫌な果実」最終話の一場面=テレビ朝日提供
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「不機嫌な果実」最終話の一場面=テレビ朝日提供

 女優の栗山千明さん主演で、ドロドロの不倫劇を描いている連続ドラマ「不機嫌な果実」(テレビ朝日系)が10日の放送で最終回を迎える。番組史上“最大の修羅場”シーンや、夫からの“卒業証書”、不倫相手の実家訪問、元不倫相手の登場……と先の読めない展開の連続になるといい、予告には「裏切りのバージンロード」という言葉もあり、いったいどんな結末が待ち受けているのか。放送直前に見どころをまとめた。

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 ◇ドロドロ展開で高視聴率 “裏切りのバーベキュー”も話題に

 「不機嫌な果実」は、1996年に発表された林真理子さんの傑作不倫小説が原作。マザコン夫の航一(稲垣吾郎さん)に女性として見てもらえず、不満を抱える水越麻也子(栗山さん)が情熱的な音楽評論家・工藤通彦(市原隼人さん)とのドロドロの不倫劇を繰り広げ、麻也子の親友・竹田久美(高梨臨さん)や遠山玲子(橋本マナミさん)、麻也子の元彼・野村健吾(成宮寛貴さん)らの“道ならぬ恋”におぼれる姿も描かれてきた。

 ドロドロの愛憎劇はもちろん、第5話の予告で使われた「裏切りのバーベキュー」というワードも話題となり、3日に放送された第6話では、自己最高となる平均視聴率8.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。久美が航一に詰め寄っているところへ麻也子が現れ、不倫がバレるシーンでは瞬間最高となる10.0%(同)をマークするなど、最終話へ向けて盛り上がりを見せている。

 ◇「卒業証書だよ」と離婚届 取っ組み合いの大修羅場も

 最終話では、夫・航一(稲垣さん)の記憶喪失が自作自演だった上に、親友の久美(高梨さん)と不倫関係にあったことを知った麻也子(栗山さん)が、すべてを振り切って通彦(市原さん)との愛に走ることになる。正式に離婚が成立していないにもかかわらず、通彦に誘われ、実家にもあいさつに行くが、通彦の母・早苗(名取裕子さん)から結婚を猛反対され、早苗の剣幕とどこまでもツイてない状況に、麻也子はただただうろたえる……。

 そんな中、帰宅した麻也子は、航一から「卒業証書だよ」と離婚届を渡され、衝撃的な告白を受ける。さらに、その航一がが今度は何を企んでいるのか早苗に接近する。一方、麻也子は偶然にも、元不倫相手の野村(成宮さん)と再会を果たし、野村に連れられて、久美が経営するワインバーを訪れるが、そこで“修羅場”が発生。麻也子と久美はなりふり構わぬ取っ組み合いの大バトルを繰り広げる。

 その頃、夫の茂(六角精児さん)が息子を連れて家を出てしまったことで、不倫三昧から一転、喪失感を募らせていた玲子(橋本さん)は、ブログに匿名の誹謗中傷コメントが殺到。しかも何者かに尾行される……。

 最終話は先の読めない展開の連続で、栗山さんがウエディング姿で最終話の撮影を行ったことも明かされており、予告映像でも“裏切りのバージンロード”という文字が躍っている。麻也子は最後に誰を選ぶのか――。泥沼の愛憎劇の果てに、どんな結末が用意されているのか目が離せない。

 ドラマ「不機嫌な果実」は、きょう10日午後11時15分(一部地域を除く)から放送。

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