水曜日のダウンタウン
電気イスゲームトーナメント 1回戦第2試合 ほか
11月20日(水)放送分
強姦(ごうかん)致傷容疑で逮捕された俳優の高畑裕太容疑者の母で女優の高畑淳子さんが26日、東京都内のホテルで謝罪会見を行った。高畑さんの会見のおもな一問一答は以下の通り。
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――自身(淳子さん)の仕事にも影響出ているようだが。
私はこのあと(9月24日から)「雪まろげ」という舞台をお引きうけしていて、今回のことがございましたので私が舞台に立ってはいけないのではないでしょうかとお伺いを立てました。東宝の方が「高畑さんが立たないといけないんです。1万人の方が切符を買ってらっしゃるんです、この状態でお芝居をやるのは自信はないですが(涙声)、舞台に立って今年いっぱい地方の方にも舞台をお見せするのが、私の贖罪(しょくざい)だと思っています。ごめんなさい、すいません(涙)。
――裕太容疑者は人気が急上昇している俳優でたくさんお仕事がきていたと思うが、母+-としてその活躍ぶりをどのように思っていたか。
ありがたいことだと思っていました。
――その仕事に多大な迷惑をかけたと思うが、同じ女優(俳優)としてどのように思うか。
許されることではないと思っています。
――とくに「24時間テレビ」(日本テレビ系)でドラマやパーソナリティーと、かなり大役を務めてらっしゃったと思いますが、それに対してはどう思うか。
本当におわびの言葉も見つかりませんし、現場での皆様のことを考えると想像できないほどの大変なことを皆さんがなさっているわけですから、何をしたらいいのかも想像がつかないです。
――このように迷惑をかけているということを裕太容疑者は感じているようでしたか。
はいもちろん、それは申し訳ない申し訳ないと。頭の回路が止まっているみたいですけれども「申し訳ない」を繰り返すばかりでした。
――先ほど、危うさというのがあったんですけれど、女性に対して危うさはあったか?
はい。この芸能界に入って見たこともないようなきれいな方に会って浮かれている様子を、皆さんもご存じだと思います。
――共演したらすぐ好きになってしまうとか。
そうですね。女性に限らず、お友達にもそうでしたし、すぐ人を好きになるというのは男女問わずそういうところはありました。
――それがイコールこのようなことにというのは考えられなかったのでしょうか。
ここまで愚かだとは思わなかったんですけれど、先ほど申し上げましたけれど、そういう危惧というのは常にあった気がします。
――裕太容疑者は今日、母親が自分のためにこのような会見を行うということは知っているか。
外の情報は何も入りませんので知らないと思います。新聞、携帯、何もしてませんので。
――面会した際にも伝えてはいない?
はい。15分しかありませんので、どれだけのご迷惑をおかけしたかということ、それを事務所の社長さんがご説明になって、想像をしていたんだとは思いますが、それを聞くのが精いっぱいで、今日のことは言ってないと記憶していますが。
――面会をされた際、とにかく「すいません、すいません」と謝っていた。それは母親から見て何に対して謝っているように受け取ったか。
ご迷惑をかけたこと、被害者とされている女性のお気持ち、私や姉など家族のことも、ここまで力をお貸しくださった、働く場所を与えてくださった所属事務所の社長さんに対して、信頼をなくしてしまうということに対して申し訳ないということだと私には見えました。
――送検される様子は見たか。
その間は皆さんが報道されることしか頼るものがなかったので、見ました。
――会いたくても会えない状態で送検される様子はどのように目に映った?
そのときもつらいとかそういうことよりも、これが現実なのかというのが一番近い気持ちかもしれないと思います。
――車の中でぼうぜんとした表情を見てどのように感じた?
昨日接見の状態もそうですけど、頭がよく動いていなくて、事態がよく整理できていないような状態の目に私には見えました。
――成人したお子さんの不祥事、親のあり方はどう考えますか。
まあ、成人した男性ではありますけれど、私はもちろん、その前に高畑裕太がそうであったように、いろんな方のお力を拝借して、このように仕事をする場を遅咲きながらも与えていただいた一つの母親であって人間でありますけれども、商品です。そこのところを自分でどう整理すべきか。成人した男性であれ、母親の気持ちとしては共に贖罪すべきだという気持ちが走っていますが、私だけの気持ちで動いていいのだろうかということも頭の隅には置かないといけないんだろうなとは思っております。お答えになっているかどうか分かりませんけれど、成人した男性だから自分とは関係ないとは絶対に言えないと思います。
――女性に対する態度はどう見えた? 例えば上から偉そうにしているとか、甘えるとか。
普段の様子ですか。彼は誰にでも上からとかそういうことはなかったように思います。特別に上からと感じたことはないです。
――今まで女性とトラブルになったことはなかったか。
はい。
――思春期、規律を守れない不安な要素があったと言われた。20歳を超えて規律を守れないとか奇行、不可解な行動は?
学校時代は揺すっても起きないとかお勉強も嫌いということがあったんですが、お仕事が始まってからは自分で目覚ましをかけて、行って。ちょっと変わったところがある子でしたけれど、夜きちんと寝ないとかそういう心配なことはありましたけど、奇行……。喜んで仕事をしていましたので、思春期のあの困った状態の人がここまでなるんだと思って。
――思春期はかなり目立った問題行動は?
勉強が嫌いだったので。学校で寝ていたり、遅刻が多かったりです。
――特殊な芸能界入りするときに高畑さん自身は不安に思ったりは?
思っていました。ただそのときは、変わった要素が意外性を持つという、こんなことをこの場で言うべきことではないと思いますけれども、ありがたいお仕事だなみたいに安易に思っていたように思います。
――実刑もまぬかれない報道もある。厳しい現実が押し寄せるが、高畑さん自身はお仕事を続ける自信は?
先ほども申しましたが、高畑裕太が多大な迷惑をかけているのと同時に、私が今お引き受けているお仕事をここで降りてしまっては、同じことをしてしまうと思います。先ほど申し上げましたように12月まではこれ(舞台)を務めることが自分の贖罪だと思っております。その後のことは……まだ考えておりません。
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