名古屋の観光PR隊「名古屋おもてなし武将隊」が3日、活動開始から7周年を迎え、同日、活動の拠点としている名古屋城(名古屋市中区)の二ノ丸広場で記念イベントを行った。イベントの冒頭、前田利家が名乗りを上げると、普段と違う、あまりにかすれた“ガサガサ声”に集まったファンから「えー!」と大きな驚きの声が上がった。イベント後、取材に応じた利家は「(のどの不調は)鍛錬のしすぎ。誠にかたじけなく(面目なく)思っている」と頭を下げ、「体は万全じゃ」と、あくまでのどの不調のみであることを強調した。
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この日のイベントは「名古屋おもてなし武将隊 七周年祭」と題して行われ、メンバーは、芝居と殺陣を交えたパフォーマンスを披露。利家も激しいパフォーマンスを繰り広げた。途中、全員がファンにメッセージを送る場面では、前田慶次が利家の“通訳”を務める場面もあり、ファンを喜ばせていた。
「名古屋おもてなし武将隊」は、名古屋の魅力を全国に伝えようと2009年11月3日に結成された。名古屋にゆかりのある戦国武将、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康、前田利家、加藤清正、前田慶次に扮(ふん)した“イケメン”たちが、名古屋城で観光案内をしているほか、各地のイベントやメディアに出演し、名古屋をPRしている。
イベントではメンバーとファンとのハイタッチ会も行われ、全国各地の“武将隊”が参加しパフォーマンスなどを行うイベント「第二回全国武将隊大博覧会-宴-」が、2017年2月4、5日に中部国際空港(セントレア)で開催されることも発表された。