真田丸:“直江兼続”村上新悟が美声で「直江状」朗読 完全版を公開

「直江状」を朗読した村上新悟さん=NHK提供
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「直江状」を朗読した村上新悟さん=NHK提供

 NHK大河ドラマ「真田丸」で直江兼続を演じる村上新悟さんが、関ケ原の戦いのきっかけとなったといわれる兼続の書簡「直江状」を朗読した「直江状朗読完全版 -原文-」が12日、ドラマの公式サイトで公開された。村上さんが、“美声”で約11分にわたって「直江状」を朗読しており、現代語訳版「直江状朗読完全版 -現代語訳-」も13日午前10時に公開される予定。村上さんが、七夕の故事にかけて詠まれた兼続の漢詩「織女惜別(しょくじょせきべつ)」を朗読した音声が7月に公開され、人気を集めたことから、今回の朗読も話題になりそうだ。

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 村上さんは、朗読について「淡々と読み上げるのか、それともあおるのか、完全朗読のお話をいただいてからずっと考えていました。『真田丸』で僕が演じてきた直江兼続は、普段は淡々としています。けれども、胸の内はたぎっていたのではないかと思い、あおるように読ませていただきました」と話している。

 「真田丸」は、戦国時代に信州の小さな領主のもとに生まれた真田幸村(堺雅人さん)が、家族とともに知恵と勇気と努力で乱世を生き抜く姿を描いている。三谷幸喜さんが2004年放送の「新選組!」以来、12年ぶりに大河ドラマの脚本を手がけ、長澤まさみさんや大泉洋さんらも出演している。放送はNHK総合で毎週日曜午後8時ほか。

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