SPECIAL EDITED VERSION 『ONE PIECE』魚人島編
第4話 深海の冒険!迫りくる海底の脅威
11月24日(日)放送分
人気アニメ「デジモンアドベンチャー」シリーズの新作「デジモンアドベンチャー tri.」(元永慶太郎監督)の第4章「喪失」が25日、公開される。1999~2000年に放送されたシリーズ1作目「デジモンアドベンチャー」の続編で、シリーズ1作目では小学生だったキャラクターが高校生となって登場。第4章は、武之内空とパートナーのピヨモンを中心としたストーリーとなる。空役の三森すずこさん、ピヨモン役の重松花鳥さんに同シリーズや、かつて空を演じた故・水谷優子さんへの思いなどを聞いた。
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三森さん 誰もが知っている作品ですし、オーディションを受けたい!と思っていたところ、お話をいただきました。最初は(太刀川)ミミの方が合っているかな?とも思っていたのですが、空で合格したので、びっくりしました。プレッシャーもあるし、喜び半分、不安半分でした。一員として参加できることがうれしかったです。
重松さん 途中でゲームの収録があったのですが、ちょっと時間が空いていたので、どんな感じだったっけ?とはなりました。私はナレーションの仕事が多く、「デジモン」は数少ないアニメ作品なんです。「ピヨモンの……」と言われることも多く、「tri.」の製作が決まった時は、まわりの反応がすごかった。しばらくして、また、演じられるんだ……と感動しました。みもりん(三森さん)とは会う前から、勝手に運命の人と思っていたんです。誕生日(6月28日)も一緒なんです。会う前から好き!という気持ちがあった。
三森さん そうなんですよ!
重松さん 「進化!」というせりふの時は、ああ、「デジモン」だ……と思いました。試写の時も感極まりました。(テレビアニメ版の主題歌で故・和田光司さんの)「Butter-Fly」が流れたら、涙が出てきた。時間の流れ、重みを感じました。いろいろな人の思いがこもった作品ですから。
三森さん 第1章のアフレコが始まる前は、以前のシリーズを見て、似せないといけない……と思っていました。ファンの人にとっては、水谷さんの空の印象が強い。ただ、第1章のアフレコの時、ヤマトや太一役の新キャストの方々をはじめ、みんなが伸び伸びと演じていた。空役に選んでいただいたからには……という思いもあり、自分で決めつけていたことを考え直し、感情の振り幅を大きくしたりしました。それ以降は、意識しすぎずにやっています。
重松さん 成長した子供たちを演じる方々は、ナチュラルにキャラクターになっている。声を似せようとしてもダメなのかもしれないですね。気持ちを寄せている。魂のこもった演技をしているから、キャラクターが生きてくるのだと思います。
三森さん お会いしたことがなくて……。水谷さんのラジオを聴いていたりしたので、すごくお会いしたかったのですが。
重松さん 基本的に芝居は掛け合い、キャッチボールなので、空が変われば、ピヨモンも変わる。第4章は、テストと本番でピヨモンの芝居が変わったので、空も変わったと思います。
三森さん テストよりも本番の方がピヨモンが冷たかったんですよね。
重松さん テストでも結構厳しく、冷たかったけど、音響監督から「もっとはっきり嫌いな演技に」とアドバイスがあったんです。
三森さん ピヨモンが冷たければ冷たいほど、空が戸惑い、言葉を選ぶことになる。空はどうすればいいのかが分からない。空の感情を考えながら演じたので、やりがいがありました。
三森さん そうですね。私自身は女子校出身で、甘酸っぱい青春時代はなかったのですが、友人関係、先輩後輩の関係などを思い出しましたね。
重松さん 毎回びっくり箱みたいですが、第4章は特にショックが大きかった。人間とパートナーのデジモンが絆を取り戻すので、前向きな展開に注目してください。ピヨモンはいろいろあるけど、嫌いにならないで! 最後まで見てください。
三森さん 空は戸惑うシーンもありますが、ピンチの時に強さが見えてくる。空は、優しく強い女の子なんです。演じながら、憧れましたし、空のことがますます好きになりました。それと、空、太一、ヤマトの関係にモヤモヤしてください(笑い)。
重松さん 第5章では、ピヨモンと空の関係がどんどんよくなるでしょう!
三森さん 期待ですね!
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2024年11月25日 12:00時点
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