俳優の田中圭さんが出演する高梨臨さん主演の連続ドラマ「恋がヘタでも生きてます」（読売テレビ・日本テレビ系）が4月から放送される。クランクインを前に取材に応じた田中さんは、劇中で「ラブシーンがあるから脱ぎます」と明かし「マネジャーから『体を鍛えて』と言われ、ゴリラマッチョみたいになろうと思います」と意気込んだ。

あなたにオススメ

来春朝ドラ「あんぱん」の“二人の妹”　朝ドラヒロインまで手が届くか

　「恋がヘタでも生きてます」は、月刊少女マンガ誌「プチコミック」（小学館）で連載された藤原晶さんのマンガが原作で、恋に不器用なキャリウーマンの茅ケ崎美沙（高梨さん）を中心に、登場人物たちの不器用すぎる恋愛模様を描く。女性の理想と本音が入り交じった大人が楽しめるラブコメディーで、恋愛ドラマならではの願望満載シーン、人生設計や性にまつわる赤裸々なガールズトークも登場する。土村芳さん、淵上泰史さんらも出演する。

　田中さんは、美沙と付き合おうとするニューヨーク帰りの経営のプロ・雄島佳介を演じ、「思わず自分も恥ずかしくなってしまうような（雄島の）“王子様せりふ”がたくさんあります。自分と役との温度差をなくす作業が大事ですね」と役作りの苦労を明かした。

　物語にちなんで「恋愛に不器用な方か」という質問には、「得意ではないですけれど、へたかって聞かれると腹が立ちますね（笑い）」と言いながら、「（過去の恋愛を振り返ると）相手にうまく気持ちを伝えられなかったことが多々、あったと思います。嫁に日々の感謝を伝えないといけませんね」と笑顔で語った。

　田中さんは「恋愛にうまい、へたなんてないと思います。恋をする大切さや生きていく中での楽しいスパイスを楽しんでもらえたらって思います。皆さんが恋愛をしたくなるようなドラマにしたいです。ラブコメとして見やすく、見応えがあるドラマにしたい」とアピールした。

　ドラマは、4月6日から毎週木曜午後11時59分に放送される。