上戸彩:「昼顔」の映画化に心境複雑 「そういうモードになれなかった時期も」

顔を見合わせる斎藤工さん(左)と上戸彩さん
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顔を見合わせる斎藤工さん(左)と上戸彩さん

 女優の上戸彩さんが11日、映画「昼顔」(西谷弘監督、6月10日公開)の完成披露舞台あいさつに登場。上戸さんは、今回の映画化について「連ドラで出し切りましたし。続編の話も何回かいただいて、うれしかったけど、そういうモードになれなかった時期もあって」と消極的だった時期があったことを告白。また、同作についても「いろんな愛の形、愛の深さがあると思います。やっぱり第三者には、軽々しく発言できないなと紗和を演じていて気づかされました」と語った。

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 また、相手役を演じた斎藤工さんは、不倫関係の男女を描いた同作について、「昔の映画って不貞を描いていたりして、歴史をさかのぼっても、こういう愛憎というのは解明されない、僕らが直面すべきものなんだなと思った」と見解を披露。「(『昼顔』は)映画的でもある、と、世の中の盛り上がりとは別に、そういう思いがあった」と不倫を扱った同作を語った。

 映画は、2014年7~9月に放送された連続ドラマ「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」(フジテレビ系)の劇場版で、ドラマの物語の3年後が舞台。夫と離婚し、とある海辺の町で1人暮らしていた紗和(上戸さん)は、その町に偶然、北野(斎藤工さん)が講演に訪れるのを知り、2人は再会する……という展開。映画版もドラマと同じく西谷監督がメガホンを取り、脚本は井上由美子さんが務める。
 

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