良いこと悪いこと
最終話 真犯人、だーれだ?
12月20日(土)放送分
俳優のユースケ・サンタマリアさんが、長谷川博己さん主演のTBS系の日曜劇場「小さな巨人」(日曜午後9時)に出演することが14日、明らかになった。ユースケさんが同局のドラマに出演するのは6年ぶりで、21日放送の第6話から始まる“新章”の舞台となる学校法人早明学園事務局の経理課で働く“謎の男”矢部貴志を演じる。
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矢部は、新たな事件の真相を握る“謎の男”で、ユースケさんは「ストイックな主人公たちの中で、突然出てくる矢部に視聴者の方も驚くと思います。そして、どんな結末になるのか、僕もワクワクしながら台本を待っています。皆さんにもワクワクしていただきたいです」とメッセージ。さらに「なんといっても、キャスティングがすごすぎる! 皆さんもビックリしていると思いますが、そんな作品に出演することができてとても光栄です」と喜んでいる。
ドラマは、数々のヒット作を生み出してきたTBS系の「日曜劇場」枠で4月にスタート。同枠で放送された「半沢直樹」「下町ロケット」の伊與田英徳(いよだ・ひでのり)さんがプロデューサーを務める完全オリジナル作で、警視庁と所轄の確執など、警察内部の戦いを克明に描いた警察エンターテインメント。長谷川さんは「日曜劇場」初主演で、警視庁の捜査1課長を目指してまい進していたが、あるミスで出世街道を外されたエリート刑事・香坂真一郎を演じ、香川照之さんが高卒ノンキャリアでたたき上げの警視庁捜査1課長・小野田義信役、岡田将生さんが東大卒ながらノンキャリアの道を選び、捜査1課長を目指す刑事・山田春彦役で出演している。
“新章”では香坂が、早明学園の事務局で経理課長を務めていた横沢裕一(井上芳雄さん)の失踪事件を追う。横沢の失踪騒ぎは、後に日本警察を大きく揺るがす大事件へと発展する……という内容で、捜査のため出向いた早明学園で、新人警察官時代に世話になったという学園の専務・富永(梅沢富美男さん)と再会を果たすなど、香坂の過去や富永との“因縁”も明らかにされていく。
ユースケさん演じる矢部は、事件の半年前から早明学園事務局の経理課に勤務している謎を秘めた男。同僚からも不思議がられ、香坂とともに学園にやってきた山田とも実は顔見知りだったというキャラクターだ。
また早明学園は、グローバル化の名の下に海外から留学生を多く招き入れ、国内の優秀な人材を根こそぎ引き入れているが、実はかつて埋め立て地であった土地を何らかの形で安く購入して建てられたとうわさされ、ユースケさんも「今回の事件は、今の社会で起きている問題を反映させています。オリジナル脚本だからこそできる攻めた姿勢が、この作品の魅力です」と力説している。
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