放課後カルテ
第10話(最終話) これからも健康でいてほしい
12月21日(土)放送分
女優の武井咲さんが、7月から放送される松本清張原作の連続ドラマ「黒革の手帖」(テレビ朝日系、木曜午後9時)に主演することが18日、明らかになった。武井さんが、清張作品の実写化に挑戦するのは今回が初めて。これまで何度も実写化されてきた作品だが、連続ドラマとして放送されるのは、同局で米倉涼子さんが主演した2004年以来、約13年ぶり。
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武井さんは「『黒革の手帖』という、これほどの大作。果たして自分に務まるのか、まして事務所の先輩である米倉涼子さんが主演をされた作品でもありますので、とにかくプレッシャーがすごいです。最初にお話をいただいたときは『やりたくない!(笑い)』と不安で逃げ出したい気持ちにもなりましたが、今はようやく楽しみの方が大きくなってきました」とコメントしている。
「黒革の手帖」は、1978~80年に「週刊新潮」(新潮社)で連載された小説(新潮文庫)。派遣社員として勤めていた銀行から1億8000万円を横領した原口元子は、その金と借名口座のリストを記した“黒革の手帖”を盾に東京・銀座に自身のクラブ「カルネ」をオープンさせ、夜の世界でさらにのし上がろうとする……というストーリー。脚本は映画「フラガール」、NHKの連続テレビ小説「マッサン」などの羽原大介さんが担当する。
武井さんは「このような大作に挑戦することに多少のとまどいはありますが、勇気を出して一歩踏み出すことで一つ上のステージに引き上げていただき、そこでどれだけ自分が頑張れるかが勝負」と話し、「銀座のママ、悪女、という“大人の女性”な役柄のお芝居ができることをうれしく思いますし、松本清張作品に出られることも、とても光栄です。この作品を機に一つ成長できればいいなと思っています」とコメントしている。
ドラマの中川慎子プロデューサーは「(今夏)黒革の手帖に最年少ヒロインが誕生します! 今年24歳を迎える武井咲さんが、劇中でも銀座最年少ママという新たな設定とともに、稀代の悪女の物語に新風を吹かせます。“黒革”史上、最も若く、最もしたたかで、最も大胆なヒロイン・原口元子の華麗なる軌跡をどうかご期待ください」とアピールしている。
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