今週のドクターX:第5話 未知子、人工知能と診断対決! 連勝記録の天才棋士が“謎の病”に…

「ドクターX~外科医・大門未知子~」第5話のワンシーン=テレビ朝日提供
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「ドクターX~外科医・大門未知子~」第5話のワンシーン=テレビ朝日提供

 女優の米倉涼子さん主演の連続ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」(テレビ朝日系、木曜午後9時)。9日放送の第5話では、医療界のトップ「日本医師倶楽部」の会長・内神田景信(草刈正雄さん)の提言で、東帝大病院に最先端の人工知能(AI)診断システム「ヒポクラテス」が導入される。そんな中、連勝記録を持つ若き天才棋士・五反田五郎(間宮祥太朗さん)が意識を失って運び込まれ、さっそくAIが診断に用いられるが、大門未知子(米倉さん)は異議を唱える。

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 内神田から「ヒポクラテス」を使った症例を打ち上げるよう提言され、忖度(そんたく)した病院長・蛭間重勝(西田敏行さん)はさっそく従おうとするが、外科副部長・鳥井高(段田安則さん)は、AIによる診断に懐疑的な姿勢を見せる。そんな中、世界最強の将棋ロボットと対局中だった五反田が、腕のけいれんを起こして意識を失い、東帝大病院に運び込まれる。

 症状を見る限りは脳腫瘍の可能性が高いが、MRI画像では断定できず、意識が戻った五反田は病名を告げない鳥井に業を煮やし、自宅に帰ろうとする。ところが今度は足に力が入らなくなってしまう。東帝大病院では五反田の緊急カンファレンスを開始するが、血液検査の数値はすべて正常。そこで、反AI派だったはずの鳥井が「ヒポクラテス」の診断結果を提示し、そのデータをもとに脳膿瘍だと特定する。だが、未知子は「なんか違う」と反論。しかし、未知子も病名までは特定できなかった。

 その直後、五反田が一過性の意識障害に陥ったため、AIが示す手順で脳膿瘍の手術が適用されることになる。AIによる症例を失敗させるわけにはいかない蛭間は、手術が下手な鳥井ではなく、未知子を執刀医に指名するが、未知子は「いたしません」と突っぱねるが……というストーリー。

 「ドクターX」は、天才的な腕を持ちながら組織に属さず、フリーランスとして病院を渡り歩く天才外科医・大門未知子を通して医療現場を描いた人気ドラマで、今作は第5シリーズ。

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