女優の米倉涼子さんの主演連続ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」(テレビ朝日系、木曜午後9時)の第5シーズン最終話が14日に放送され、今年の民放連続ドラマ最高の平均視聴率25.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)を記録。有終の美を飾ったことを受け、米倉さんは「本当に本当に最後まで見てくれてありがとう! 皆さまに愛されたドラマになりました。私もこの作品から多くの経験とかけがえのない出会いに巡り合うことができました。関わってくださったキャスト・スタッフ、そして『ドクターX』を最後まで見てくださった全ての皆さんに心から感謝します」と喜びと感謝のコメントを寄せた。
ウナギノボリ
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「ドクターX」は、天才的な腕を持ちながら組織に属さず、フリーランスとして病院を渡り歩く天才外科医・大門未知子を通して医療現場を描いた人気ドラマ。第5シリーズとなる今回も、初回に20.9%と今年の民放連続ドラマとしては最高の数字をマークする好発進を斬ると、以降、第2話19.6%、第3話19.0%、第4話19.1%、第5話20.8%、第6話20.7%、第7話20.1%、第8話20.6%と高視聴率を連発。前週の第9話では21.2%と、初回を上回り、今年最高を更新していた。
最終話は20分拡大スペシャルで放送され、米倉さん演じる大門未知子が余命3カ月と判明し、病魔に侵されながらも“最後のオペ”に立ち向かう姿が描かれた。未知子(米倉さん)がステージ3の後腹膜肉腫で余命3カ月というショッキングな事実が明らかになり、その矢先、未知子と敵対する日本医師倶楽部の会長・内神田景信(草刈正雄さん)がステージ4の食道がんであることも判明。未知子は神原晶(岸部一徳さん)から米ボストンで治療を受けるよう勧められるが、痛みを薬で抑えながら内神田のオペを執刀するが、その直後に倒れ込み、自らも手術台に上がることに……。
未知子はこれまで目をかけてきた新米外科医・西山直之(永山絢斗さん)を執刀医に指名、「私、患者でも失敗しないので」と言葉を絞り出す。手術の様子を見守る晶からは、未知子がオペで起こりうる、あらゆる可能性を考えて準備していることが、未知子のノートとともに明らかにされた。手術の結果が明かされないまま、院長室のシーンへと移り、晶の口から「これもあの子の運命」という意味深長な言葉もあったが、ラストではキューバで新たなスタートを切る晶と未知子の姿が映された。
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