全領域異常解決室
第10話 その答えは、神のみぞ知る―悠久の時を超えた絆
12月18日(水)放送分
俳優の鈴木亮平さん主演のNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」が7日スタートする。誰もがその名を知る明治維新のヒーロー・西郷隆盛(吉之助)が、時代の波に翻弄(ほんろう)されながらも、数々の逆境を乗り越えて新しい国づくりに尽力する姿を描く。脚本はNHK連続テレビ小説「花子とアン」などで知られる中園ミホさん。原作者の林真理子さんとのタッグで、男にも女にもめっぽうモテて、周囲から親しみを込めて「西郷どん」と呼ばれたという“人間・西郷隆盛”に迫る。
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西郷の盟友で生涯のライバルとなる大久保利通(正助)を瑛太さん、西郷が心酔する薩摩藩主・島津斉彬を渡辺謙さんが演じ、西郷の3番目の妻・岩山糸役で黒木華さん、斉彬の養女・篤姫役で北川景子さんも出演。ドラマでは、大久保ら仲間たちとの友情と反目、篤姫との淡い恋や3度目の結婚、2度の島流しなどを経験した西郷が、どのように時代を動かす「革命家」となるかが、見どころとなる。
第1回「薩摩のやっせんぼ」は、天保11(1840)年、薩摩の国が舞台。西郷小吉(渡邉蒼さん)は、大久保正助(石川樹さん)など町内の仲間たちと学問や剣術を切磋琢磨(せっさたくま)する日々を過ごしていた。「妙円寺詣り」という藩最大の行事で、小吉たちは一番乗りで寺に到着し、褒美をもらう。そこで薩摩藩の世継ぎである島津斉彬(渡辺さん)と運命的な出会いをする小吉だが、後日、恨みを持った他の町の少年から刀で肩口を切られ、二度と剣が振れなくなってしまう。
「西郷どん」は、明治維新から150年となる2018年に放送される57作目の大河ドラマ。薩摩の貧しい下級武士の家に生まれた西郷隆盛(吉之助)の愚直な姿に、カリスマ藩主・島津斉彬が目を留め、西郷は斉彬の密命を担い、江戸へ京都へと奔走する。勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、革命家へと覚醒し、やがて明治維新を成し遂げていく……という内容。
NHK総合で毎週日曜午後8時ほかで放送され、初回は15分拡大。
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