風間杜夫:“隆盛の父”を自画自讃「いい芝居してる」 「西郷どん」ドラマ館で松坂慶子とトーク

「西郷どん 大河ドラマ館」のオープン記念トークショーに登場した風間杜夫さん(右)と松坂慶子さん (C)NHK
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「西郷どん 大河ドラマ館」のオープン記念トークショーに登場した風間杜夫さん(右)と松坂慶子さん (C)NHK

 俳優の鈴木亮平さん主演のNHK大河ドラマ「西郷(せご)どん」の地元・鹿児島に13日、「西郷どん 大河ドラマ館」がオープン。主人公の西郷隆盛(吉之助)の父・吉兵衛を演じる風間杜夫さんと、母の満佐を演じる松坂慶子さんが来場し、トークショーを行った。風間さんは「初回(7日放送)は、放送当日に見たいと思い、僕は先に完パケをもらっているけど見ませんでした。初回を見てワクワクして、どんどんドラマに引きずられて、いいドラマだなと思いました。また風間杜夫がいい芝居しているんですよ(笑い)。松坂さんが優しいお母さんで。この2人だけで十分ですよね」と、自画自讃を交えてドラマの印象を語った。

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 さらに風間さんは「大河ドラマ嫌いの友人が、クギ付けになって見たと言ってくれて大変うれしかったです。 今後もっとよいドラマになるのではないかと思います」と“予告”。自分の役柄については「侍ですから厳格な父親でありたいと思っているが、なかなかそうはいかない、奥さんの尻に敷かれている、子供たちを愛しているちょっとドジな父親ですが、憎めない愛嬌(あいきょう)がある。西郷家はホームドラマみたいなところがありますが、こんなお父さんでもオッケーだというような、そんなところを意識して演じています」と明かした。

 一方、2008年放送の大河ドラマ「篤姫」にも出演していた松坂さんは、「篤姫の時も幾島を演じさせていただき、その節もお世話になりました。鹿児島の精神も気持ちも元気で前向きで、満佐を演じさせていただき、とても楽しくて、元気をもらいました」と振り返った。

 「西郷どん」は、明治維新150年となる2018年放送の大河ドラマ57作目。薩摩の貧しい下級武士の家に生まれた西郷隆盛(吉之助)の愚直な姿に、カリスマ藩主・島津斉彬が目を留める。斉彬の密命を担い、西郷は江戸へ京都へと奔走する。勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、革命家へと覚醒。やがて明治維新を成し遂げていく……という内容。NHK総合で毎週日曜午後8時ほかで放送される。

 「西郷どん 大河ドラマ館」は鹿児島市加治屋町の鹿児島市立病院跡地にオープン。西郷家、大久保家をイメージした撮影セットの一部再現や、鹿児島ロケのメーキング映像の上映、プロジェクションマッピングを活用したクイズコーナー、ドラマで実際に使用された小道具や衣装の展示など、大河ドラマ「西郷どん」の世界観を体験できる。19年1月14日まで。

 松坂さんは「西郷家、大久保家のセットが懐かしいです。広々したセットで、まるでそこに住んでいる気分で撮影していました。皆さんにお楽しみいただければと思います」とファンに呼びかけていた。

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