今週のanone:広瀬すず主演ドラマ第4話 1000万円を持ち逃げしたるい子の悲しい現実とは?

ドラマ「anone」の第4話のワンシーン=日本テレビ提供
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ドラマ「anone」の第4話のワンシーン=日本テレビ提供

 広瀬すずさん主演の連続ドラマ「anone(あのね)」(日本テレビ系、水曜午後10時)の第4話が31日に放送される。身代金の1000万円を持ち逃げしたるい子(小林聡美さん)は、謎の女子高生とともに過ごしているが、その姿はるい子にしか見えていないようだった。ハリカ(広瀬さん)と舵(阿部サダヲさん)は、るい子を見つけ出しお金を返すよう詰め寄る。やがて、るい子の理不尽で悲しい現実が明らかになっていく。

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 「anone」は、「Mother」「Woman」に続く日テレと脚本家の坂元裕二さんが組むオリジナル作第3弾。演出の水田伸生さんら両作品に携わったスタッフも参加している。社会からはぐれた少女、ハリカと老齢の女性、亜乃音(田中裕子さん)を中心に描かれる。「うそ」をテーマにしており、さまざまな「ニセモノ」「偽り」が明らかになりながら、金よりも大事なものがあることを描き出している。

 これまでは、ネットカフェで暮らしていたハリカは、亜乃音が破棄しようとした札束を巡って友人たちが奪い合いになり、友達関係が壊れてしまう。祖母との楽しい記憶も偽りであると分かり、さらに札束もナンバーが同じ偽札だった。ハリカは、偽札を持っていた亜乃音と出会って心を通わせるが、亜乃音の持つ偽札の存在をかぎつけた舵とるい子は、ハリカを誘拐してしまう。亜乃音は実の娘でないハリカに1000万円を払って救い出すが、るい子が身代金を持ち逃げしてしまい……という展開だった。

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