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10月31日(木)放送分
ラグビーの欧州6カ国対抗戦「シックス・ネーションズ」のビューイングパーティーが4日、東京都内で行われ、ラグビー元日本代表の斉藤祐也さんと廣瀬俊朗さんがゲストとして登場した。この日は、同大会第1節のフランス対アイルランドの試合を観戦するイベントで、2019年に日本で開催されるW杯でも日本と対戦するアイルランドについて斉藤さんは「ゲーム中でも勢いが落ちた時に立て直せる、修正できるチーム」とその強さを分析した。
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そんなアイルランドを含め世界の強豪に日本が勝つために必要なこととして廣瀬さんは「チーム力を高めて、対戦相手によってプレーのスタイルを変えていくのが大事。相手によって違う戦い方ができるようになれば、面白くなる」とコメント。斉藤さんは「自分たちの強みを出して相手の強みを消すのは当然だが、そんな単純でもない。日本にしかない秘策が必要で、2015年のW杯では、エディー・ジョーンズヘッドコーチ(HC)が、それを引き出した。次のワールドカップで日本が何を強みにするのか興味がある」と期待を寄せていた。
「シックス・ネーションズ」は、世界トップレベルの試合が毎回繰り広げられる「最も伝統のある国際大会」で、イングランド、アイルランド、フランス、スコットランド、ウェールズ、イタリアが総当たりする。2018年大会は、3日に開幕した。
今回のシックス・ネーションについて廣瀬さんは「今年の大会は、各国が本当の力をぶつけ合える。来年になると、W杯直前なので、直接対決する国同士はレギュラーメンバーを外したりと、手の内を明かさない試合をするようになる。だから、今大会は純粋なファイトが楽しめる」と見どころを語った。
斉藤さんは「昨年2連覇を果たし、今大会では3連覇がかかっているイングランドに対して他の国がどう戦っていくのか。アイルランドに注目が集まっていますが、スコットランドもフランスもすごく調子がいい。そこを見るのが面白いですね」と話した。
2015年のW杯の日本代表の活躍により、大きな注目を浴びたラグビー。改めてラグビーの魅力を聞くと、廣瀬さんは「小さい人も背が高い人も足が遅い人も、みんなが活躍できるスポーツ。プレーの選択肢も自由。蹴ってもいいし、走ってもいいし、パスしてもいい」と語り、斉藤さんは「メンタリティーの部分でのチームワークに感動できる。走って、選手同士が当たって、ハードなゲームだからこそ生まれるチームワークには重みがある。そうした部分にも注目して楽しんでほしい」とアピールした。
WOWOWでは、「ラグビー欧州6カ国対抗戦 シックス・ネーションズ」と題して、WOWOWライブ、WOWOWプライムで全15試合生中継する。
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