女優で歌手の知英さんが21日、東京都内で行われた劇場長編初主演映画「レオン」(塚本連平監督、24日公開)の公開直前イベントに、共演の竹中直人さんと登場。イベントでは、竹中さんが持ちネタである“笑いながら怒る人”を知英さんに伝授し、実際に知英さんが披露する一幕があった。
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竹中さんは“笑いながら怒る人”について、「多摩美(多摩美術大学)の学生だったころ、友達の前でやっていたことがこんなに引っ張られるとか思っていなかったですね」と振り返り、知英さんに演じ方を伝授。知英さんは早速、竹中さんに向かって「何だ、ばか野郎!」と披露するも、「難しいですよ」と赤面。そんな知英さんに、竹中さんは「基本は体の中でご理解していただけた気がします」とコメントしつつ、「こんなことできても、何の役にも立たないよ」と冷静に語っていた。
また、共演以前から竹中さんのファンだったという知英さんは「日本語を勉強し始めたとき、日本のドラマや映画を見ていると、竹中さんがどの作品にも出ていて。一番好きだったのは(2006年放送の連続ドラマ)『のだめカンタービレ』」と話すと、竹中さんは「唯一、断った仕事なんですよ」と告白。「(役が)ドイツ人だったんで、『それは無理だろ、日本人だし』って断った後、『でも特殊メークの鼻とカツラを着けて……でも無理ですよね』って言って帰ったら、後日それでいきましょうって連絡があって」と当時の舞台裏を明かし、知英さんを驚かせていた。
映画は、老舗の食品会社「朝比奈フーズ」に勤める地味な派遣社員・小鳥遊玲音(知英さん)が、同社の女好きなワンマン社長・朝比奈玲男(竹中さん)と同じ車の事故に巻き込まれ、心と体が入れ替わってしまう……という内容。
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