4月1日に5年ぶりにオープンする御園座(名古屋市中区)の新劇場開場記念式典が28日、同所で行われた。こけら落とし公演に出演する松本白鸚(はくおう)さん、松本幸四郎さん、中村雀右衛門さんが祝い事の際に、「天下太平」「五穀豊穣(ごこくほうじょう)」などを祈念して踊る舞踊「寿式三番叟(ことぶきしきさんばそう)」を披露して、新劇場の開場に花を添えた。
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この日は、開式の前にばち渡しの儀が行われ、歌舞伎囃子方(かぶきはやしかた)・田中流家元の田中傳左衛門(でんざえもん)さんが一番太鼓を打った。日本俳優協会の坂田藤十郎会長らが祝辞を述べたほか、どんちょうの贈呈式や披露などが行われた。元NHKアナウンサーの松平定知(まつだいら・さだとも)さんが司会を務めた。
御園座の小笠原剛会長は「新しい劇場で、皆様と共に一歩一歩、新しい歴史を刻んでいきたい。歌舞伎、ミュージカル、オペラ……いろんなことをやりながら、この地域の皆様に楽しんでいただきたい。全国からお客様を呼べるような立派な劇場にしたい」とあいさつした。
御園座は1896年に創立。2013年に御園座会館を閉館し、15年に新劇場建設に着工した。新劇場は、建築家の隈研吾さんがデザインを監修した。
白鸚さんらは、4月1~25日にこけら落とし公演となる襲名披露興行「柿葺落四月大歌舞伎」に出演する。5月には尾田栄一郎さんの人気マンガを原作にした「スーパー歌舞伎ll(セカンド)『ワンピース』」、6月には俳優の滝沢秀明さんが座長を務める舞台「滝沢歌舞伎」を上演する。
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