終幕のロンド ―もう二度と、会えないあなたに―
最終幕 隠蔽を許さない…遺品整理人、最後の戦い
12月22日(月)放送分
俳優の鈴木亮平さんが21日、東京・羽田空港で行われたNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」のJAL特別塗装機の就航セレモニーに出席した。明日22日にはドラマの第15回「殿の死」が放送されるが、“殿”こと島津斉彬役の渡辺謙さんとの思い出を聞かれ、「僕は渡辺謙さんからいろいろなことを盗みたくて、座り方から脚の組み方一つまで質問させていただいた。(渡辺さんも)ぽろぽろっと教えてくれるようになって、最後の方は細かいところまでアドバイスしていただけた」と振り返った。
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また鈴木さんは第15回の見どころについて、「どこの殿とは言いませんが、どこかの殿が亡くなります(笑い)。その亡くなり方が“えっ?”てなるような演出になっていて、まずそこを楽しみにしておいていただければ」と力を込めた。
「西郷(せご)どん」特別塗装機(ボーイング767-300型機)は、機体の後方左右に主人公の西郷吉之助(鈴木さん)を中心に、盟友の大久保正助(瑛太さん)、斉彬(渡辺さん)、篤姫(北川景子さん)に岩山糸(黒木華さん)が並んで描かれている。運航期間は11月末まで。東京と札幌、大阪、福岡、鹿児島、沖縄を結ぶ路線などで運航する。
鈴木さんは「西郷どん」の地元・鹿児島に向かう初便に搭乗する約130人をお見送りし、「(搭乗者の中に)うちの兄貴夫婦と仲良くしているという方もいました」と笑顔で明かした。
「西郷どん」は、明治維新から150年となる2018年に放送される57作目の大河ドラマ。薩摩の貧しい下級武士の家に生まれた西郷隆盛(吉之助)の愚直な姿に、カリスマ藩主・島津斉彬が目を留め、西郷は斉彬の密命を担い、江戸へ京都へと奔走。勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、革命家へと覚醒し、やがて明治維新を成し遂げていく……という内容。NHK総合で毎週日曜午後8時ほかで放送。
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