海に眠るダイヤモンド
最終話後編(10話)記憶は眠る
12月22日(日)放送分
俳優の鈴木亮平さん主演のNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」の第15回「殿の死」が22日に放送される(NHK総合で午後8時ほか)。次期将軍は一橋慶喜(松田翔太さん)に決まったかと思われたが、家定(又吉直樹さん)が倒れ、状況は一変。突然、大老に就任した井伊直弼(佐野史郎さん)の手によって覆されてしまう。吉之助(鈴木さん)は急ぎ薩摩に戻り、斉彬(渡辺謙さん)に報告するが……。
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篤姫(北川景子さん)と将軍・家定は仲むつまじい日々を過ごしていたが、ある日突然、家定は病に倒れる。この機に乗じて井伊直弼が大老職に就き、次期将軍は紀州藩主・徳川慶福(荒木飛羽さん)に決まる。吉之助は急ぎ薩摩に戻り、斉彬に報告するが、斉彬は万策尽きたことを告げ、吉之助を役目から解いてしまう。
結局、何一つ成し遂げられなかった吉之助は落胆するも、見かねた正助(瑛太さん)に一喝されると、熟考の末、命がけで斉彬に進言する。斉彬もまた吉之助の策に心を決めるが……という展開で、衝撃のラストを迎える。
「西郷どん」は、明治維新150年となる2018年放送の大河ドラマ57作目。薩摩の貧しい下級武士の家に生まれた西郷隆盛(吉之助)の愚直な姿にカリスマ藩主・島津斉彬が目を留める。斉彬の密命を担い、西郷は江戸へ京都へと奔走する。勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、革命家へと覚醒。やがて明治維新を成し遂げていく……という内容。
第14回「慶喜の本気」は、斉彬に命じられ、吉之助は橋本左内(風間俊介さん)とともに一橋慶喜の将軍擁立運動を進めるが、慶喜は将軍になることを拒否する。そのころ、大奥では篤姫の嫁入りに“一橋派”の策謀があったことを知った本寿院(泉ピン子さん)が激怒。吉之助と左内は八方ふさがりとなる。さらに何者かが放った謎の刺客が慶喜に迫る……という展開だった。
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