「第71回カンヌ国際映画祭」で最高賞のパルムドールを受賞した映画「万引き家族」の公開記念舞台あいさつが9日、東京都内で行われ、リリー・フランキーさん、安藤サクラさん、松岡茉優さん、池松壮亮さん、城桧吏さん、佐々木みゆちゃん、樹木希林さん、是枝裕和監督が出席した。松岡さんは「カンヌ(国際映画際)以来、家族に会えると思ってうれしかった」と喜びを語った。
あなたにオススメ
“あの頃”のジャンプ:実写ドラマ化も話題「ウイングマン」 1983年を振り返る
安藤さんは、「(撮影を終えて)まだ半年たっていない。この家族と過ごした時間はすごく穏やかだったのに、(最高賞の受賞など)ところどころで興奮と爆発が起きて感覚がおかしくなりそうだった。ここにいる方たちはキャビアのようなのに、映画(の家族)は納豆ご飯のよう。監督は納豆ご飯を食べるお茶わんのよう。不思議な時間を過ごしています」と独特の表現で語ると、松岡さんやリリー・フランキーさんは「何を言っているのか分からない(笑い)」と突っ込み、会場の笑いを誘っていた。
撮影時のエピソードとして、樹木さんは「夏のシーンを正月や(年の)暮れに撮影した」と明かし、「寒くて寒くて、スカートの下のももひきを下げていたら、監督に映っちゃうから上げてって言われた」と“恨み節”。是枝監督は「すみませんでした……」と苦笑いで謝罪した。
また映画について、是枝監督は「納豆ご飯のような映画です。見る度に味わい方が変わると思います」と安藤さんの表現を使ってアピールしていた。
「万引き家族」は、犯罪でしかつながれなかった家族を通して、人と人との絆を描くヒューマンドラマ。息子の祥太(城さん)と共に万引きに精を出す治(リリー・フランキーさん)は、凍えている幼い女の子・じゅり(みゆちゃん)を目にして思わず家に連れて帰る。妻の信代(安藤さん)は体中傷だらけのじゅりの境遇を察し、面倒を見ることに。一家は祖母の初枝(樹木さん)の年金を頼りに、アルバイトをしている信代の妹・亜紀(松岡さん)らと幸せに暮らしていたが、ある事件をきっかけに、家族の隠された秘密が明らかになっていく……というストーリー。
柳葉敏郎さんが主演を務める公開中の映画「室井慎次 生き続ける者」(本広克行監督)に、織田裕二さん演じる青島俊作がサプライズ出演していることが、分かった。
芸能界を題材にした大人気マンガをドラマと映画で映像化する「【推しの子】」で、黒川あかねを演じる茅島みずきさん。あかねは、自身とは「正反対」な部分もあり、「似ている」と感じる部分…
1994年に公開された特撮映画「ヤマトタケル」に登場するウツノイクサガミのソフトビニール製フィギュア「東宝マニアックス ウツノイクサガミ」(プレックス)が発売される。価格は880…
特撮ドラマ「ウルトラマン」シリーズの新作「ウルトラマンアーク」の映画「ウルトラマンアークTHE MOVIE 超次元大決戦!光と闇のアーク」が製作され、2025年2月21日に公開さ…
1995年公開の映画「ゴジラVSデストロイア」に登場したバーニングゴジラのソフトビニール製フィギュア「GVA-BC ゴジラ1995 Frog Tree 250(バーニングレッド)…