歌舞伎俳優の市川海老蔵さんが出演する「六本木歌舞伎 第三弾『羅生門』」の公開舞台けいこが22日、EXシアター六本木(東京都港区)で行われ、歌舞伎初挑戦となる人気グループ「V6」の三宅健さんや、市川右團次さん、市川九團次さんらが参加した。
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「六本木歌舞伎」は、海老蔵さんが歌舞伎文化の継承と新作の創造を目指し、2015年に始まった。第3弾の「羅生門」は、生きるための悪という人間のエゴイズムを描いた芥川龍之介の代表作を基にしており、演出は映画監督の三池崇史さんが担当する。
都の荒廃が進むある日、主からいとまを出された下人(三宅さん)は、羅生門の楼閣に登る。そこで目にしたのは、死人の髪を抜く老婆(海老蔵さん)の姿。下人は生きるため、老婆の衣を追い剥ぎすると、鬼の茨木童子(右團次さん)が現れる……という展開。
22日~3月10日に東京・EXシアター六本木、3月13~17日にオリックス劇場(大阪市西区)、同21~24日にわくわくホリデーホール(札幌市中央区)で上演。