女優の木村佳乃さん主演の連続ドラマ「後妻業」(カンテレ・フジテレビ系、火曜午後9時)の第7話が5日に放送される。7話は、武内小夜子(木村佳乃さん)が、中瀬朋美(木村多江さん)から亡き父・耕造(泉谷しげるさん)の遺産の半分を支払うよう脅される……という展開。
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司郎(長谷川朝晴さん)の裏切りで失意のどん底に落ち、女としても小夜子に見下されて悔しさがこみ上げる朋美は、何とかして小夜子に勝ちたいと柏木(高橋克典さん)を誘惑するも、反対に「もう関わるな」とくぎを刺されてしまう。その矢先、朋美は、探偵の本多(伊原剛志さん)から、小夜子が後妻の座を狙っていた笹島(麿赤兒さん)が亡くなったと聞き、これまでの夫同様、小夜子が殺したのだと確信。警察も他殺で捜査を始めると知り、朋美は本多と次の作戦に打って出る。同じ頃、小夜子は笹島が「この苦しみから解放されたい。早う、死んでしまいたい」とつらそうに話していたのを思い出していた。
数日後、小夜子は朋美と本多に呼び出され、耕造の遺産の半分を支払うよう要求される。応じない場合「裁判で争い、記者会見も行う」と脅される。マスコミによって小夜子の過去が明るみに出ることは避けられない。その話を聞いた柏木は、朋美らの脅しが本気だと悟り慌てるが、一方の小夜子は気にするそぶりもなく、舟山(中条きよしさん)とのデートを楽しみにしていた。柏木は、浮足立った小夜子の様子に嫉妬心を抱く。
そんな中、朋美のマンションに、海外出張を終えた司郎が帰ってきていた。司郎が出張に浮気相手を連れて行っていたことを、朋美が切り出すと、司郎はいたたまれなくなり再び家を出て行ってしまう。部屋に一人残され、ぼうぜんとする朋美のもとに、柏木から電話がかかってくる……というストーリー。
「後妻業」は、黒川博行さんの小説(文藝春秋)が原作で、遺産相続目当てで資産家の高齢男性を狙う結婚詐欺、後妻業が題材。男をたぶらかす天才・小夜子が“女の色香”で男たちから財産を巻き上げる姿を描く痛快サスペンス&大人の恋愛ドラマ。
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