仮面ライダー斬月：斬月役・久保田悠来がライダーシリーズ初舞台化に喜び「歴史的瞬間を目の当たりに」

　「平成仮面ライダー」シリーズ初の舞台「舞台『仮面ライダー斬月』 -鎧武外伝-」の初日会見が9日、東京都内で行われ、主演の呉島貴虎（仮面ライダー斬月）を演じる久保田悠来さんが登場。久保田さんは、ライダーシリーズ初の舞台化について「平成最後のお祭りというか、ライダーの締めくくりとして、演劇ができることを大変うれしく思います」と喜びを語り、「ぜひ、歴史的瞬間を目の当たりにしていただきたい」とアピールした。

あなたにオススメ

“あの頃”のジャンプ：実写ドラマ化も話題「ウイングマン」　1983年を振り返る

　久保田さんはテレビシリーズと舞台で演じる上での意識の違いを聞かれると「テレビの撮影だといろいろと角度を変えて撮ったりとかはあるけれど、今回は『カメラを止めるな！』ということで（笑い）、ずっとアクション続けていかなければならないので、やはり緊張感がありますし、それぞれの新しい熱量が出るんじゃないかなと思います」と語った。

　会見には萩谷慧悟さん、丘山晴己さん、脚本・演出を手掛ける毛利亘宏さんも出席。萩谷さんは「仮面ライダーは小さいころから見て憧れていたので、出させていただいたのはすごく光栄です。自分の今後の活動にしても、幅をどんどん広げていきたいと思っていまして。いろんなことを吸収してちょっとずつできることを増やしていって、偉大な存在になれたらいいなと思っています」と笑顔を見せた。丘山さんは「毛利さんの力もあって、とても革命的なものになったのではないかなと思っています」と自信をのぞかせた。

　舞台は、「平成仮面ライダー」シリーズの第15作「仮面ライダー鎧武／ガイム」に登場した仮面ライダー斬月が主人公。テレビシリーズで仮面ライダー斬月／呉島貴虎を演じた久保田さんが同役で主演を務める。虚淵玄（うろぶち・げん）さんがシリーズ原案・監修で、毛利さんが脚本・演出を担当。鋼屋ジンさんが脚本協力を担当するなどテレビシリーズのスタッフが再集結している。

　「仮面ライダー鎧武／ガイム」は葛葉紘汰が謎の変身ベルトを拾い、アーマードライダー鎧武に変身する力を手にし、空間の裂け目から現れる異世界の怪生物インベスから人々を守るために戦う姿が描かれた。佐野岳さんが主演を務め、人気グループ「BOYS AND MEN」の小林豊さん、高杉真宙さんらが出演した。

　舞台は、9～24日に日本青年館ホール（東京都新宿区）、28～31日に京都劇場（京都市下京区）で上演。