ピン芸人日本一を決める「R-1ぐらんぷり2019」の決勝戦が10日、カンテレ・フジテレビ系で生放送され、「霜降り明星」の粗品さんが17代目のR-1王者に輝き、賞金500万円とピン芸人ナンバーワンの称号を手にした。

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　粗品さんは1993年1月7日生まれ。大阪府出身。よしもとクリエイティブ・エージェンシー大阪所属で芸歴は8年目。R-1ぐらんぷりの最高成績は、2018年の決勝進出。「霜降り明星」は、昨年開催された漫才コンテスト「M－1グランプリ」（ABC・テレビ朝日系）で14代目チャンピオンに輝いている。

　この日行われた大会は「チョコレートプラネット」の松尾さん、「クロスバー直撃」の前野悠介さん、こがけんさん、「セルライトスパ」の大須賀さん、おいでやす小田さん、「霜降り明星」の粗品さん、ルシファー吉岡さん、「だーりんず」の松本りんすさん、河邑ミクさん、三浦マイルドさんの10人に加え、敗者復活戦を勝ち上がった岡野陽一さんとマツモトクラブさんが出場。グループ1位だった大須賀さん、粗品さん、松本さんが決勝で競った。

　「R-1ぐらんぷり」は、2002年にスタートし、今回で17回目。優勝賞金500万円を懸けて、プロアマ問わず一人話芸の面白さで日本一を競う。過去には浅越ゴエさん、博多華丸さん、あべこうじさんらが優勝。07年と08年は、なだぎ武さんが大会初の連覇を達成。前回は、濱田祐太郎さんが優勝した。今年は2542人がエントリー。司会は「雨上がり決死隊」とフジテレビの三田友梨佳アナウンサーが務め、桂文枝さん、関根勤さん、渡辺正行さん、久本雅美さん、陣内智則さん、友近さんが審査員を務めた。