R-1ぐらんぷり2019:優勝の粗品、副賞の冠番組で「小栗旬に会いたい」 賞金500万円の使い道は「M-1の賞金が足りなくて…」

「R-1ぐらんぷり2019」で優勝した「霜降り明星」の粗品さん
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「R-1ぐらんぷり2019」で優勝した「霜降り明星」の粗品さん

 ピン芸人日本一を決める「R-1ぐらんぷり2019」で17代目のR-1王者に輝いた「霜降り明星」の粗品さんが10日、東京都内で大会終了後の会見に応じた。大会の副賞で、一度限りの冠番組を持てる権利が付与される。俳優の小栗旬さん似としても知られる粗品さんは、番組でやりたいことを聞かれ「小栗旬さんにお会いしたことがなくて、お会いしたいですね」と明かし、報道陣を笑わせていた。

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 4月から、コンビで東京進出することが決定。東京で楽しみにしていることを聞かれと「いろんな仕事があるのが東京だと思っているので、『東京や~!』っていう仕事をしたいですね。再現VTRで小栗旬さんの役とか、お笑い以外の仕事もめちゃくちゃ楽しみです」と語っていた。

 賞金500万円の使い道を聞かれると、「M-1の賞金が先月末に入りまして、それはなくなったんです。母ちゃんにいろいろやって。次は自分のことに使いたいですね」と告白。「リアルなことを言うと、M-1の賞金が足りなくて。母ちゃんの欲しいものが500万円以上したので、足しにします」と明かしていた。

 粗品さんは1993年1月7日生まれ。大阪府出身。よしもとクリエイティブ・エージェンシー大阪所属で芸歴は8年目。これまでのR-1ぐらんぷりの最高成績は、2018年の決勝進出。「霜降り明星」は、昨年開催された漫才コンテスト「M-1グランプリ」(ABC・テレビ朝日系)で14代目チャンピオンに輝いており、史上初めて2冠を達成。さらに、26歳2カ月でのR-1優勝は、史上最年少となった。

 この日行われた大会は「チョコレートプラネット」の松尾さん、「クロスバー直撃」の前野悠介さん、こがけんさん、「セルライトスパ」の大須賀さん、おいでやす小田さん、「霜降り明星」の粗品さん、ルシファー吉岡さん、「だーりんず」の松本りんすさん、河邑ミクさん、三浦マイルドさんの10人に加え、敗者復活戦を勝ち上がった岡野陽一さんとマツモトクラブさんが出場。グループ1位だった大須賀さん、粗品さん、松本さんが決勝で競った。

 「R-1ぐらんぷり」は、2002年にスタートし、今回で17回目。優勝賞金500万円を懸けて、プロアマ問わず一人話芸の面白さで日本一を競う。過去には浅越ゴエさん、博多華丸さん、あべこうじさんらが優勝。07年と08年は、なだぎ武さんが大会初の連覇を達成。前回は、濱田祐太郎さんが優勝した。今年は2542人がエントリー。司会は「雨上がり決死隊」とフジテレビの三田友梨佳アナウンサーが務め、桂文枝さん、関根勤さん、渡辺正行さん、久本雅美さん、陣内智則さん、友近さんが審査員を務めた。 

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