フェイクマミー
第9話 ニセ母計画崩壊!?追い込まれた家族の決断
12月5日(金)放送分
俳優のムロツヨシさんが、7月スタートのテレビ東京系の連続ドラマ「ドラマ24 I(アイ)ターン」で主演を務めることが29日、明らかになった。ムロさんが同局のドラマの主演するのは初めて。ムロさんは同枠で放送された「2nd ハウス」「Xenos(クセノス)」「アオイホノオ」「勇者ヨシヒコ」シリーズなどに出演。「いろいろ経験させてもらった場所で、主演として呼んでもらえたことが、歴史がある感じがしてうれしいです。ドラマ24と信頼関係を築いて、やっと今、ここで真ん中に立たせてもらうということがありがたいです」とコメントを寄せている。
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福澤徹三さんの小説(文春文庫)が原作。広告代理店に勤める営業マンの狛江光雄(ムロさん)は、左遷で地方の小さな支社に異動を命じられ、単身赴任することに。しかし、赴任した先は、ヤクザが行き交う“修羅の街”だった。個性の強い2人の組長の間にはさまれ、一度の仕事のミスが、人生を大きく変える受難の日々が始まる。毎話、究極の選択を迫られる“日本で一番不幸な男”狛江の姿が描かれる。映画「下衆の愛」「獣道」などの内田英治さんが全話の脚本・監督を担当する。
原作を読んだムロさんは「まず、原作を先に読んでから、内田監督が書いてくれた脚本を読ませていただきました。映像で説明しづらいところも内田監督らしい演出になっていて、面白いなと思いました。ドラマでは、岩切と竜崎というタイプの違うヤクザのバチバチ感や、僕が演じる狛江と岩切と竜崎の妙な三角関係がより濃くなっているなと。僕はこの2人にやられ放題なんですけど、『やられてみようかな』とすんなりと思いこめる脚本だったなと思います」とコメントしている。
演じる狛江については「30代前半のころは“やられる”役が多かったですが、最近は“やられる”よりも、コメディーで人に笑ってもらえる役が多かったので、自分の中に潜んでいるMの心が久々に出てきました。僕自身、SとM両方持っていると思うのですが、今回はMを全面に出したほうがいいなと思って演じています。あと、監督からは『サラリーマンは決して楽ではないけど、かわいそうではない』というのを出したいと言われました。役ではありますが、いちサラリーマンとして、そして家族を持った一人の男として、それを背負って演じたいなというのは一番大事にしています」と語っている。
ドラマは7月から毎週金曜深夜0時12分に放送。
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