女優の倉科カナさんが、天海祐希さん主演の連続ドラマ「緊急取調室」(テレビ朝日系、木曜午後9時)の第6話(16日放送)にゲスト出演することが分かった。倉科さんは、“ワケあり”熱血保育士の柴田七海を演じる。倉科さんと天海さんは、今回が初共演となる。
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第6話では、ウサギの着ぐるみをまとった不審者が保育園児を自宅から誘拐した上に、園児の父親が遺体となって見つかる事件が発生。倉科さん演じる柴田七海は、その事件の重要参考人として、緊急事案対応取調班(通称キントリ)の取り調べを受ける。倉科さんは、同局系で放送された主演ドラマ「奪い愛、冬」(2017年)でも不倫女子を演じており、「私は“ワケあり女子”を演じることが多いんです」とコメント。ワケあり役が続く現状について「もしかして、そんな要素が私自身からにじみ出ているからなのかなあ……なんて思ったりもしますが」と冗談めかして語っている。
倉科さんは天海さんを「とても尊敬している」といい、「凜(りん)としてらっしゃって、せりふの間合いもすごく独特で面白いので、どんな心のエンジンを持った方なんだろう……と思っていた」とこれまでの印象を語った。天海さん演じる真壁有希子の取り調べを受けるシーンは「天海さんが『せりふが言いづらいところはないですか?』『私はこう出ようと思うんだけど、大丈夫ですか?』と、とっても寄り添ってケアしてくださったんです。ご自身のせりふも多くて大変なのに、私たちのことまで気にかけてくださる器の大きさに、またほれちゃいました」と笑顔で振り返った。
同話では、有希子と玉垣松夫(塚地武雅さん)が捜査のため、七海が働いている保育園に一日保育士として潜入する様子も描かれる。有希子がエプロン姿で子どもたちに笑顔を振りまきながら警察の仕事を教えたり、一緒に遊んだり、さらには竹馬に挑戦する場面もあるという。
「緊急取調室」は、可視化設備の整った特別取調室で容疑者を取り調べる専門チーム“キントリ”のメンバーたちが、数々の凶悪犯と心理戦を繰り広げる姿を描く。井上由美子さんによるオリジナル脚本で、第1シーズンは2014年1月期、第2シーズンは17年4月期に放送された。第3シーズンでは、被疑者にもかかわらず、さまざまな立場の“油断ならぬ女たち”がキントリチームを翻弄(ほんろう)する中、決死の覚悟で事件の裏にある真実を暴いていく。
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