広瀬すずさん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「なつぞら」(NHK総合月~土曜午前8時ほか)は、6月17日から第12週「なつよ、千遥のためにつくれ」に入る。なつ(広瀬さん)と咲太郎(岡田将生さん)は、生き別れた妹・千遥(ちはる)がいるはずの住所を訪ねる。部屋から出てきた少女に息をのみ、やっとの思いで声をかけるも人違いで……。
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千遥の手がかりを一切失い、落胆するなつ。しかし、咲太郎らから励ましを受け、なつは悲しみを忘れようとアニメ制作に集中する。ある日、東洋動画では仲(井浦新さん)や下山(川島明さん)らアニメーターが集まり、新作映画のキャラクター検討会を行っていた。あるキャラクター像を巡って、なつと麻子(貫地谷しほりさん)の意見が激しくぶつかり……。
「なつぞら」は、100作目の朝ドラで、脚本家の大森寿美男さんのオリジナル作。広瀬さん演じるヒロインの奥原なつは1937年、東京生まれの設定。大空襲を生き延びるものの、両親を戦争で失う。兄・咲太郎、妹・千遥と別れ、父の戦友・柴田剛男に一人引き取られ、北海道十勝地方に移り住む。柴田家の家業、酪農を手伝う中、持ち前の明るさを取り戻し、剛男の義父で北海道移民1世の泰樹から、開拓者精神と共に人生で大切なことを学んでいく。
第11週「なつよ、アニメーターは君だ」は、東洋動画で働くなつたちは、数万枚におよぶ動画を描き上げ長編アニメ映画「白蛇姫」を完成させた。風車に帰ると、新婚旅行で東京を訪れていた照男(清原翔さん)と砂良(北乃きいさん)の姿が。咲太郎も帰宅し、“二人の兄”が初めて顔を合わせる。数日後、咲太郎の劇団の公演が幕を開け、なつは雪次郎(山田裕貴さん)とともに訪れる。主演女優・亀山蘭子(鈴木杏樹さん)とも会い、なつは大きな刺激を受ける。そんな中、なつに再びアニメーターになるチャンスが回ってきて……という展開だった。
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