唐田えりか:濱田龍臣と初共演で“淡い夏色の物語” 夢を見つけられない人の「背中を押す作品」

ショートドラマ「小夏日和」のビジュアル=カンテレ提供
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ショートドラマ「小夏日和」のビジュアル=カンテレ提供

 モデルで女優の唐田えりかさんと俳優の濱田龍臣さんが初共演するショートドラマ「小夏日和」(カンテレ)が、7月7日から関西ローカルで放送される。ドラマは高知県が舞台。高知での日々や空気を窮屈に感じ上京した小夏(唐田さん)が高校卒業後、2年ぶりに帰省し、幼なじみで実家の天日干し塩作りを継ぐべく修業中の日和(濱田さん)と再会。日和が、フィルムカメラを手にした小夏をさまざまな場所に連れ出す……という“淡い夏色の物語”を映し出す。

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 ドラマは高知でオールロケで撮影された。唐田さんは、高知での撮影について「高知に来たのは初めてでしたが、自然が豊かで時間がゆっくり流れていて、すぐすんなりとそこにたたずめた気がしています。あと、毎日おいしいものばっかり食べていました(笑い)。野菜がみずみずしくてシャキシャキして本当に全部がおいしかったので、また来たい」とコメント。濱田さんは「高知には何度か来たことがあるのですが、仁淀川とか知らない所がまだまだあるんだなと実感しました。高知の地元の人たちが声をかけてくださって、すごくうれしくて、それがこの県自体の温かさになっていると感じました。とても幸せな撮影でした」と振り返っている。

 唐田さんは、演じた小夏について「小夏の心情は数年前の私と同じところがあって、田舎のことは好きなんだけど、ずっとここで止まっていたくないっていう気持ちがすごく分かりました。でもそういう人は意外と多いんじゃないかなって思います。夢を見つけられない人とか自分がこれからどうしていけばいいのかよく分からなくなった人の、何かのきっかけになったり、背中を押してくれたりする作品になっているといいなと思うので、ぜひ見ていただきたいです」と、自身と重ねながら作品をアピールした。

 濱田さんは「日和は逆に、ずっと待っていてずっとそこにいる大木のような、そこに根づいたものみたいな、そういう温かさや優しさがあると思いました。『日和みたいな人いいよね。帰ってくる場所があるっていいことなんだよ』ってことが、地元を離れて暮らしているような方に少しでも伝わって、『次の休みは帰ってみようかな』とか思ってもらえるきっかけになり、家族と仲よく団らんが生まれたらいいなと思います」とメッセージを寄せている。

 「小夏日和」は7月7日から毎週日曜午前11時45分に放送。全4回。

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