田中みな実:深キョンドラマで“お色気女泥棒”に「これほど露出するとは」 アクション初挑戦も

連続ドラマ「ルパンの娘」第5話にゲスト出演する田中みな実さん(C)フジテレビ
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連続ドラマ「ルパンの娘」第5話にゲスト出演する田中みな実さん(C)フジテレビ

 フリーアナウンサーの田中みな実さんが、女優の深田恭子さん主演の連続ドラマ「ルパンの娘」(フジテレビ系、木曜午後10時)の8月8日放送の第5話にゲスト出演することが7月31日、明らかになった。田中さんは、TBS退社後、2019年2~3月に放送された「絶対正義」(東海テレビ・フジテレビ系)に続いて、2作目のドラマ出演となる。深田さんとの共演は初めて。田中さんは深田さんらが扮(ふん)する「Lの一族」を敵対視する女泥棒で、甘い言葉と男を誘惑して金品を奪う双葉美羽を演じる。劇中ではアクションも初披露するという。

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 美羽は、狙っていた獲物をことごとく「Lの一族」に横取りされ、復讐(ふくしゅう)のため「Lの一族」の情報を探っているというキャラクター。「Lの一族」の泥棒スーツに負けず劣らずの魅惑的な衣装も披露するといい、主人公・三雲華(深田さん)との女泥棒対決や刑事の桜庭和馬(瀬戸康史さん)の先輩・巻栄一(加藤諒さん)を誘惑するシーンなどが登場するという。

 「ルパンの娘」は横関大さんの同名小説(講談社)が原作。代々泥棒を家業としている「Lの一族」(Lは大泥棒ルパンの頭文字)の娘・華と代々警察という一家の息子・和馬との許されない恋愛を描くラブコメディー。

 ◇田中みな実さんのコメント

 ――「ルパンの娘」のゲスト出演に決まった印象は?

 放送前から随分話題になっていた作品だったので、お話をいただけて大変光栄でした。

 ――今回の役柄については?

 お衣装に関してはフィッティングの段階から監督のイメージが固まっていたので、皆さんにお任せしました。あとは現場に入った時の空気感でお芝居をさせていただきました。美羽は、ただ色気を振りまくだけのキャラではなくて、“強さ”もあるけど男性不信のような“弱さ”もあって、複雑な思いを抱えているのかなって。ストーリー自体はファンタジーだけど、女性の等身大の悩みを投影しているのではないでしょうか。だけど美羽のむき出しの感情を、深田さんとのシーンで感じ取っていただけたらうれしいです。

 ――今回、主演の深田恭子さんとはドラマでは初共演になりますが。

 お会いしたのは今回がほとんど初めてでしたが、深田さんが出演されている作品が大好きで、自分が青春時代に見ていたドラマの多くに出られている女優さんを前に、内心すごく緊張していました。撮影では、お会いしてすぐにバチバチやり合うシーンだったのですが、本当は敵対関係なんて嫌でした(笑い)。

 ――他のキャストの皆さんについて。

 俳優さんは、まとってる空気が違うと改めて感じました。こんな私をサポートし支えてくださって、本当に救われました。

 ――テレビドラマは、「絶対正義」以来の出演で、今回フジテレビ制作のドラマに初出演となりますが。

 昔からフジテレビのドラマがすごく好きなので、出られるのが夢みたいです。家族に報告しようと思います!

 ――今回はアクションシーンもありますが。

 難しかったです。2~3時間しか練習する時間がなく、その間、ムチを振り回しすぎて、手に力が入らなくなりました。まず、こんなにも体力が衰えていることにショックを受けました(笑い)。もともと器械体操をやっていたし、ジムにも通っているから体力には自信があるほうだと思っていたんですけどね。アクションは全く別物だと感じました。今後もしアクションをする機会があれば、今回の経験を生かして、もっとうまくできるよう頑張りたいです!

 ――撮影中の現場の雰囲気やエピソードなどは?

 武内(英樹)監督は持ち上げ上手! こんなド素人の私の良いところを見つけようとしてくれました。しっかりと演出意図を伝えてくださり、相談しながら撮影することで、物作りに参加できる喜びを感じることができました。短い期間での撮影でしたが、とてつもなく達成感がありました。

 ――ドラマを楽しみにしているファンへのメッセージを。

 パンチの効いた悪い女です。男たちを翻弄(ほんろう)し、金品を盗み取る美羽。そのある種、古典的な手法を楽しみにしていただければと思います。30歳を過ぎて、これほど露出することになるとは思いませんでした。お見苦しいところも多いかと思いますが、そこは作品の世界観として大目に見ていただけたら幸いです!

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