佐藤健:泣き叫ぶ姿で新たな一面 白石和彌監督最新作「ひとよ」本予告解禁

映画「ひとよ」のメーキング写真 (C)2019「ひとよ」製作委員会
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映画「ひとよ」のメーキング写真 (C)2019「ひとよ」製作委員会

 俳優の佐藤健さんが主演する映画「ひとよ」(白石和彌監督、11月8日公開)の本予告が9月10日、解禁された。佐藤さん扮(ふん)する雄二が、母親・こはる(田中裕子さん)と15年ぶりに再会して、「どっからやり直したらいいのか教えろよ!」と顔をくしゃくしゃにして泣き叫ぶ姿が収められている。佐藤さんの新鮮な無精ヒゲ姿も相まって、これまでの印象とは全く異なる新たな一面が映し出されている。

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 映画は、佐藤さんが、15年前の事件に縛られ家族と距離をおいてフリーライターとして働く稲村家の次男の雄二、鈴木亮平さんが、稲村家で唯一家庭を持っているが夫婦関係に思い悩み、幼少期から人とのコミュニケーションに苦手意識を持つ長男の大樹、松岡茉優さんが、大樹と雄二の妹で事件によって美容師になる夢をあきらめ、スナックで働きながら生計を立てている園子、田中さんが、15年ぶりに3兄妹と再会を果たす母こはるを演じている。

 同時に、佐藤さんと鈴木さん、松岡さん、田中さんの“稲村家4人”が、本当の家族のように寄り添っているメーキング写真も解禁された。

 「ひとよ」は、「鶴屋南北戯曲賞」「読売文学賞戯曲・シナリオ賞」などを受賞した劇作家の桑原裕子さん率いる劇団「KAKUTA」の舞台作品を映画化。15年前、稲村家に起きた一夜の事件が母と子供たち3兄妹の運命を大きく狂わせた。一家は、事件にとらわれたまま別々の人生を歩み、15年後に再会を果たす……というストーリー。

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