ドラゴンボールDAIMA
第6話 イナヅマ
11月18日(月)放送分
中学校の男子ソフトテニス部が舞台のテレビアニメ「星合の空」が10月10日深夜からTBSほかで順次、放送される。「天空のエスカフローネ」「ノエイン もうひとりの君へ」などの赤根和樹さんが監督を務めるオリジナルアニメ。さまざな問題を抱える少年たちの青春を描く。転校生で母と二人暮らしの桂木眞己(まき)役の花江夏樹さん、ソフトテニス部キャプテンの新城柊真(とうま)役の畠中祐さんら豪華声優陣が出演することも放送前から話題になっている。花江さんと畠中さんに、作品への思い、自身の中学生時代について聞いた。
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――テニスの経験はありますか?
花江さん 硬式も軟式も経験があります。硬式は小学生の時に習っていて、中学生の時に部活で軟式をやっていました。
畠中さん 授業ではやったことがあるのですが、硬式でした。軟式はないんですよね……。中学の部活はバスケでした。
――役が決まり、率直な感想を教えてください。
畠中さん オーディションの資料を読んだ時からわくわくしていました。この作品は面白い!って。うれしかったですね。シリアスな話になるんだろうと……うれしさも緊張感もありました。
花江さん テニスをやっていたこともあり、受かりたい!という気持ちが強かったです。オーディション用のテープを何度も録(と)り直しました。
――キャラクターの印象は?
花江さん 最初は、クールで感情を表に出さないのかな?と思っていたのですが、普通の中学生っぽいところもある。家庭環境のこともあって、大人びてはいるけど、子供らしいところもある。そこが意外でした。面白いですね。
畠中さん 僕の中で、柊真は一歩引いている印象があったのですが、純粋に気持ちをぶつけるところもあります。眞己と柊真の会話がすごく素直なんですね。生々しいんです。
花江さん 柊真はパッと見はクールだけど、熱いんですね。部活にかける思いが強い。
――演技から生々しさを感じました。
花江さん そうですね。お芝居は空気感重視。眞己たちが実在するかのようにアフレコしています。みんなのその場の気持ちでつながっていく。楽しいですね。祐君との掛け合いも多く、祐君はこっちを見ながらしゃべってくれる。僕もやりやすいです。
畠中さん 距離感と空気感を感じたいんです。めっちゃ楽しいですね。
――二人がアニメでがっつり共演するのは初めて?
花江さん そうなんです。ゲームではあるのですが、アニメでは初めてです。
畠中さん キャストが発表された時、やったー! やっときた!と待ちに待った感じがありました。花江さんは、いろいろな球を投げて、それを気持ちよくストライクゾーンに入れるイメージがありました。変幻自在で繊細。僕とはタイプが全然違う。だからこそやってみたい!という気持ちがあったんです。
花江さん 知り合いから祐君のことを聞いていて、面白い子なんだろうな……と思っていました。祐君はお芝居で、挑戦するこを恐れない。とりあえず出し切ってみる! いいなと思います。ムードメーカー的なところがあるし、熱意がすごいんです。いつも、よりいいものを出そうとするんですよ。
畠中さん 花江さんは、僕がミスったボールを投げてもキャッチしていただいています。安心してチャレンジできる。フォローもしてくれるんです。
花江さん 祐君は年下ですが、実は先輩なんですよ。声優デビューは彼が先。
畠中さん 勘弁してくださいよ! 花江さんに言われたくない!!
――アフレコの様子は? 男性キャストが多いようですが。
花江さん ほぼ男性ですね。部活っぽさがあります。先輩の豊永(利行)さんはどっちかというとツッコミに回ってくれています。わちゃわちゃしています。
――中学生時代の思い出を教えてください。
花江さん 中学の時は明るくて、部活に入りつつ、友達ともよく遊んでいました。部活は副部長になってから、より頑張ろう!となって、一生懸命やっていましたね。
畠中さん モテたかったですね。だからバスケ部だったんです。でも、モテなかった……。ずっとベンチでしたが、楽しく3年間過ごしました。最初は軽い気持ちで部活を始めたのですが、キツいし、先輩は怖いし、貴重な経験になりました。
――中学の部活の経験が今、生きている?
花江さん 生きていまね。勝った時のうれしさ、部活のつらさもわかりますし。学生時代の3年間の大切さを改めて感じますね。
畠中さん 「星合の空」で、部員同士が校庭を走り、バチバチするシーンがあるのですが、部活をやっていたから、そういう気持ちがすごく分かるんですよね。
――最後にアニメの見どころを教えてください。
花江さん 部員たちがどういう家庭環境に置かれ、どういうふうに生きていくのかが丁寧に描かれています。
畠中さん 他の部員もそれぞれ抱えているものがあります。彼らが集まって一つになる過程でいろいろなことが起こります。ピースが合わさる瞬間がすごくドラマチックに描かれています。見ていて考えさせられるシーンもあります。救われるシーンもいっぱいあります。とにかく見てほしいですね。
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2024年11月22日 05:00時点
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