宮藤官九郎さんが脚本を手がけるNHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」の第39回「懐かしの満州」が10月13日に放送され、平均視聴率は3.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。同時間帯に日本テレビ系で「ラグビーW杯 日本×スコットランド」(午後7時半~午後9時54分)を中継していた影響もあったか、8月25日放送の第32回の5.0%(同)を下回り、ワースト記録更新となった。
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「いだてん」は、日本人が初めて五輪に出場した明治の終わりから、東京に五輪がやってきた1964年まで、およそ半世紀を描くオリジナルストーリー。テーマは「“東京”と“オリンピック”」で、大河ドラマで近現代史を取り上げるのは、1986年の「いのち」以来33年ぶり。中村勘九郎さんが日本で初めて五輪に参加したマラソン選手の金栗四三、阿部サダヲさんが「東京オリンピック」実現に執念を燃やす政治記者の田畑政治を演じ、“リレー”形式で主演のバトンをつなぐ。
第39回では、脳出血で倒れた志ん生(ビートたけしさん)は一命をとりとめ、弟子の五りん(神木隆之介さん)に、戦争中に満州へ兵士たちの慰問興行に行った時のことを語りだす。三遊亭圓生(中村七之助さん)と共に満州を巡っていた孝蔵(森山未來さん)は、小松勝(仲野太賀さん)と出会っていて……という展開だった。NHK総合で毎週日曜午後8時ほかで放送。
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