西川貴教:朝ドラ「スカーレット」で世界的芸術家ジョージ富士川役 “金髪”の弊害を語る

「ほっと滋賀色」の一環としてJR大阪駅構内「大阪ステーションシティ 時空(とき)の広場」で開かれたトークショーに登場した西川貴教さん
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「ほっと滋賀色」の一環としてJR大阪駅構内「大阪ステーションシティ 時空(とき)の広場」で開かれたトークショーに登場した西川貴教さん

 西川貴教さんが11月10日、戸田恵梨香さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「スカーレット」の舞台となる滋賀県のプロモーション企画「ほっと滋賀色」の一環としてJR大阪駅構内「大阪ステーションシティ 時空(とき)の広場」(大阪市北区)で開かれたトークショーに登場した。西川さんは「スカーレット」で主人公の喜美子に大きな影響を与える芸術家、ジョージ富士川役で出演中。イベント後の会見では、ジョージのトレードマークである当時は珍しかった“金髪”の意外な弊害について語った。

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 西川さんが初の朝ドラで演じる富士川は、フランスの美術学校に留学経験を持ち、コテコテの大阪ことばが特徴で、口癖は「自由は不自由やで!」。喜美子とは、大阪で一瞬出会い、信楽で思いがけない再会を果たす……というキャラクター。

 7月ごろから金髪に変えて以降、私生活でいろいろ困ったことが起きているという西川さん。「この色をキープし続けるのに、髪の毛の痛み具合がハンパない。寝ている間にちぎれるので、後ろは散髪せんでもどんどん切れてるんです。あと、今年の夏のフェスでは、(ステージに)出ていった時に、ファンの方も『誰が出てきたんやろう?』みたいな雰囲気になって、ちょっと引かれるということがあったので、大変でした(笑い)」と明かした。とはいえ、演じているジョージは「知らない人に飲みの席で気軽に話しかけたりするような、心に壁がない人。ワンカップ(の酒)を持ってる、大阪のおっちゃんのイメージです」と楽しく演じているようだ。

 「スカーレット」は、101作目の朝ドラ。焼き物の里・滋賀県の信楽を舞台に、女性陶芸家の草分けとなる川原喜美子の波瀾(はらん)万丈の人生を描く。脚本を人気ドラマ「ホタルノヒカリ」シリーズなどで知られる水橋文美江さんが手がけ、語り(ナレーション)をNHKの中條誠子アナウンサーが担当。主題歌は、ボーカリスト越智志帆さんのソロユニット「Superfly」のオリジナルソング「フレア」。NHK総合で月~土曜午前8時ほかで放送。

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