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11月21日(木)放送分
女優の馬場ふみかさんが俳優の赤楚衛二さんとダブル主演を務める連続ドラマ「ねぇ先生、知らないの?」の放送が、MBSの深夜ドラマ枠「ドラマ特区」で放送中だ。ドラマは恋愛経験に乏しいマンガ家の青井華とカリスマ美容師の城戸理一の恋愛を描いたラブストーリー。仕事モードに入ると彼氏を放置してしまうほど仕事に真っすぐな華を演じる馬場さんは、自身の仕事の原動力は「作品をいろいろな人に見てほしい」という思いと語る。馬場さんに仕事に懸ける思いや今後の挑戦などについて聞いた。
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ドラマは、マンガ誌「プレミア Cheese!」(小学館)で浅野あやさんが連載中の人気マンガを実写化。恋愛経験に乏しい自分を隠しながら恋愛マンガを描いてきたマンガ家の華(馬場さん)が、飛び込みで入った美容室でカリスマ美容師の理一(赤楚さん)と出会い、互いに引かれ合っていく……というラブストーリー。矢作穂香さん、和田雅成さん、古川毅さんらも出演する。
「恋愛モノの少女マンガ原作のドラマに出演したことが今までなかったので、こういう作品に挑戦できることがとてもうれしかったです」と馬場さん。「原作を読んで華のことが好きだと思い、この作品の素晴らしさを世の中の女性に知ってほしくて『ぜひやりたい』と思いました」と語る。
演じる華は、恋愛経験に乏しい女子。馬場さんは「モノローグであたふたしているせりふが多いので、そこでしっかり伝えられるような演じ方をしたい」と意気込みを語る。実際にマンガを描くシーンもあるため、撮影前は絵の練習をしていたといい、「初めての経験で楽しいです。線一つ描くにしても、描く場所によってニュアンスを変えなければいけなかったりする。ちょっとうまくできたかも、と思えるとすごく楽しくて……」と笑顔を見せる。
華は仕事に没頭すると、理一からの連絡も放置してしまう“原稿命”なマンガ家だ。プライベートより仕事を優先する女性だが、馬場さん自身は仕事とプライベートの線引きについては「なるべくどっちもちゃんと充実させたい」と話す。「今もこうして新しいドラマに挑戦している日々を必死に過ごしながら、それとは別に、友達と何も考えずにご飯を食べるような楽しく過ごす時間は大切にしています。なるべく両立できるようにした方が、うまくいくなと思っています」と自身の考えを明かす。
馬場さんは「役をプライベートまで引きずるタイプではない」と話す。演じるキャラクターと現場では一体になるが、家に戻れば「本来の馬場ふみかに戻る」という。ただ、ファッションについては役の影響を受けることがあるといい、「ガーリーな女の子の役を演じている間は、ガーリーな服を着たい気分になります」と笑う。そのときの作品によって「服装の好みも結構、変わったりします」と話す。
仕事モードに入ると、一心不乱に原稿に向かう華。そこには仕事に懸ける情熱が見て取れる。馬場さんの女優として自身を支える力、原動力は何だろうか。根底にあるのは「作品をいろんな人に見てほしい」思いだという。「悩んだり、落ち込んだりするときもありますけど、応援してくださる方々がいて、『この作品が世に出て、いろいろな人に見てほしい』と思えることが原動力になっているのかな、と。家族が見てくれているのもそうですし、そういう一つ一つのことが、自分にとっての原動力になるのかなと思います」と語る。
女優にモデルにと活躍する馬場さんに、最後に今後の野望を聞いてみると、「声のお仕事をやってみたい」と新しい挑戦へ意欲を見せる。「周りの(人の)、映画で声優のお仕事をしたり、ナレーションをしたり、そういう姿を見ていて、声だけで表現することは、また全然違うから、できたらいいなと思っています」と力を込めた。
連続ドラマ「ねぇ先生、知らないの?」はMBSの深夜ドラマ枠「ドラマ特区」で、毎週木曜深夜0時59分に放送。テレビ神奈川、チバテレ、テレ玉、SBSでも放送される。
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