3月30日にスタートのNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「エール」に俳優の望月歩さんが出演することが2月10日、分かった。望月さんが朝ドラに出演するのは今回が初めて。福島・川俣銀行の銀行員、松坂寛太を演じる。また、女優の堀田真由さんが、ダンスホールの踊り子・志津役で出演することも発表された。2人は、2019年1月期に放送された連続ドラマ「3年A組-今から皆さんは、人質です-」(日本テレビ系)に生徒役で出演。すでに出演が発表されている森七菜さんも「3年A組」出演で、“卒業生”の活躍がまたも話題を呼びそうだ。
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今回は、主人公の古山裕一(窪田正孝さん)が、商業学校を卒業した後に働く福島・川俣銀行などのキャストとして公式サイトで発表された。相島一之さんが、川俣銀行の支店長・落合五郎、松尾諭さんが銀行員の鈴木廉平、堀内敬子さんが事務員の菊池昌子をそれぞれ演じる。
朝ドラ初出演となる望月さんは「役者の夢である『連続テレビ小説』に携わらせていただくこと、本当に幸せです。共演者の先輩方は本当に明るくて、温かくて、すごく楽しい現場です。自分的には、初めて挑戦することもありますが、視聴者の皆さんに現場での明るさや温かさを届けられるよう、精いっぱい演じています」と語っている。
堀田さんは、2017~2018年に放送された「わろてんか」以来の朝ドラ出演となる。演じる志津は、土屋勝裕制作統括によると「裕一の人生にとって大きな転機となる女性」という。
堀田さんは「この度、2年半ぶりに“朝ドラ”の世界に戻ってくることができ大変うれしく思います。私が演じた志津さんは踊り子のナンバーワンで誰もが見とれる魅力的な女性です。そのため、初めて社交ダンスにも挑戦させていただきました。裕一の初恋(?)の相手、そして物語のはじまりとして少しでもみなさんを引き込ませる存在になれているとうれしいです。また彼女の本質に触れた時、くすっと笑ってしまうそんな結末も待っているのでぜひ放送を楽しみにしていてください」とコメントを寄せている。
「エール」の主人公は、福島県の作曲家・古関裕而(ゆうじ)さんがモデル。古関さんは全国高等学校野球選手権大会の大会歌「栄冠は君に輝く」、プロ野球・阪神タイガースの応援歌として知られる「六甲おろし」を手がけたことでも知られる。ドラマは昭和という激動の時代に、人々の心に寄り添う曲を数々生み出した作曲家、裕一(窪田さん)とその妻・音(二階堂ふみさん)の物語となる。
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