良いこと悪いこと
最終話 真犯人、だーれだ?
12月20日(土)放送分
俳優の窪田正孝さん主演で、3月30日にスタートする2020年度前期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「エール」のメインビジュアルが2月17日、公開された。主人公の窪田さんが妻役の二階堂ふみさんをおんぶした爽やかなビジュアルで、2人の仲むつまじい姿と笑顔も印象的なカットを採用した。
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「エール」の主人公は、福島県の作曲家・古関裕而(ゆうじ)さんがモデル。古関さんは全国高等学校野球選手権大会の大会歌「栄冠は君に輝く」、プロ野球・阪神タイガースの応援歌として知られる「六甲おろし」を手がけたことでも知られる。ドラマは昭和という激動の時代に、人々の心に寄り添う曲を数々生み出した作曲家、裕一(窪田さん)とその妻・音(二階堂さん)の物語となる。
朝ドラに限らずポスター撮影は絵コンテをベースに撮影手法や場所を詰めていくと思うのですが、今回は絵コンテはなし! 現場の空気感を切り取っていく手法で行きましょう!となり、挑戦的な撮影でした。 普段取られている手法とは違うことをするということで、広報的にもカメラマン的にも挑戦で、期待に応えたいという気持ちとともに眠れない夜が続きました(笑い)。
そこでどのような写真が今回の朝ドラにふさわしいのかをアートディレクターの平原史朗さんと話していたとき、見た人の感情に触れる「エモーショナル」な写真を撮りましょう!ということになりました。
窪田さん、二階堂さんの現場での雰囲気をそのまま切り取るべく、どのようにしたら今、ここでしか撮れない一枚を撮ることができるのか。エモーショナルな瞬間を撮影できるかをポスターチームで考え続けロケハンを重ねました。現場は関内音のモデルとなった内山金子さんの生まれ故郷である豊橋の海。遠州灘の絶景。青空! 爽やかというよりはいささか強い風の中、撮影をしました。
天才作曲家・古山裕一、歌手を目指している関内音。この2人の生き生きとした体温を感じ取れるようなポスターが出来上がりました! 朝ドラのポスター撮影に関われるというすごく光栄な機会をいただけて感謝しています!
カメラの前に現れたのは、まぎれもなく裕一と音でした。その日は風が強くて撮影は大変だったけれど、2人の時間は穏やかで優しくて楽しそうで。おかげですてきな表情と空気感を切り取ることができました。希望に満ちあふれた裕一と音の視線の先に何が見えているのか、物語を通して探してみたいと思っています。そしてこの初々しくて前向きで明るいポスターが、少しでも皆さんへの「エール」になればうれしいです。
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