俳優の大泉洋さんの主演映画「騙(だま)し絵の牙」(吉田大八監督、6月19日公開)の予告編が3月17日、公開された。大泉さんをはじめ、松岡茉優さん、佐藤浩市さん、木村佳乃さんら豪華キャスト陣が繰り広げる“裏切りだらけの予告編”となっている。
あなたにオススメ
“あの頃”のジャンプ:実写ドラマ化も話題「ウイングマン」 1983年を振り返る
予告編の前半は、廃刊危機の迫った雑誌「トリニティ」の編集長・速水(大泉洋さん)が、雑誌存続のために「才能を集めれば、まだまだ雑誌だって戦えるんだから!」と編集部員たちに熱弁をふるうなど、出版社の危機に社員一丸となって立ち向かう姿が描かれるが、中盤「危機を乗り越えた彼らには想像を超える感動が……いや! この笑顔を信じてはいけない!」というナレーションから場面は転換し、リリー・フランキーさん演じる“謎の男”の「結局この人の仕掛けにハマった」というせりふを合図に、急展開。
後半は、「こんなやり方許せません!」と意見する伝統的文芸誌「小説薫風」編集長(木村さん)、「戦争だな!」と出版社の危機に直面する文学界の超大御所小説家・二階堂(國村隼さん)、「タヌキ黙らせろよ!」と語気を強める専務・東松(佐藤さん)など、バラエティーに富んだ“クセモノ”たちの壮絶なだまし合いバトルが幕を開け、そして陰謀渦巻く壮絶なだまし合いに、「人をだまして、そんなに楽しいですか?」と怒りをあらわにする高野(松岡さん)に対し、「めちゃくちゃ面白いです!」と自信に満ちた表情で不敵な笑みを浮かべた速水が言い放つシーンで予告編は締めくくられている。
「騙し絵の牙」は、大泉さんを主人公にあて書きした塩田武士さんの同名小説(KADOKAWA)が原作。大手出版社「薫風社」で、かねての出版不況に加えて創業一族の社長が急逝し、次期社長を巡る権力争いが勃発。専務の東松が大改革を進め、雑誌が次々と廃刊のピンチに陥る中、雑誌「トリニティ」の変わり者編集長・速水も無理難題を押し付けられ、窮地に立たされる。しかし一見頼りない速水は、笑顔の裏にとんでもない“牙”を秘めていた。上層部・作家・同僚たちの陰謀が渦巻く中、新人編集者・高野を巻き込んだ速水の奇策とは……という展開。
映画「ゴジラ」のイベント「ゴジラ・フェス」内で上映された「フェス・ゴジラ4 オペレーション ジェットジャガー」「フェス・ゴジラ5 怪獣大決戦」に登場するジェットジャガーのソフトビ…
歌手の氷川きよしさんが8月に開催した活動再開コンサート「KIYOSHI HIKAWA+KIINA. 25thAnniversary Concert Tour ~KIIZNA~」の…
通算31作目となる「ゴジラ」の新作映画が製作されることが11月1日、明らかになった。同日、日本テレビ系で放送された「ゴジラ-1.0」(山崎貴監督)の放送後に発表されたもので、監督…
俳優の松重豊さんが、主演の人気ドラマ「孤独のグルメ」(テレビ東京系)を監督・脚本も務めて映画化する「劇映画 孤独のグルメ」(2025年1月10日公開)の主題歌を、ロックバンド「ザ…
10月28日に発表された25~27日の映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)によると、山田風太郎さんのファンタジー小説を俳優の役所広司さん主演で映画化した「八犬伝」(曽利文彦監…