長澤まさみ:「キングダム」“美しき山の王”で存在感 大胆衣装とアクションがすごい!

映画「キングダム」の場面写真 (C)原泰久/集英社 (C)2019 映画「キングダム」製作委員会
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映画「キングダム」の場面写真 (C)原泰久/集英社 (C)2019 映画「キングダム」製作委員会

 5月29日の「金曜ロードSHOW!」(日本テレビ系、金曜午後9時)で、俳優の山崎賢人さん主演の映画「キングダム」(佐藤信介監督)が地上波初放送される。山の民の大将軍・楊端和(ようたんわ)を演じた長澤まさみさんは、本作で本格的なアクションに初挑戦し、「第43回日本アカデミー賞」で最優秀助演女優賞に選ばれた。“美しき山の王”役で存在感を見せた、長澤さんの魅力に迫る。

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 長澤さん演じる楊端和は、“山界の死王”という異名を持つ女性で、山の民を武力で束ねる。中国統一を夢見るえい政(吉沢亮さん)や信(山崎さん)たちが、王宮奪還を目指すために協力を要請する相手だ。大勢の手下を従えて合戦に参加する強い女傑を見事に演じきった。

 劇中では二本の刀を振るって巨漢たちをなぎ倒していく戦闘シーンやワイヤアクション、乗馬シーンなどに挑戦した。長澤さんのりりしい表情や、二の腕や太ももがチラリと見える大胆な衣装に身を包み、アクションをこなす姿の評価が高い。SNSでは映画を見た人から、「はまり役」「再現度が高い」「かっこよくて美しい」などと称賛する声が多く見られる。

 2018年10月に開かれた製作報告会見では、長澤さん自身は「絶対的な強さを持った王様という役。本格的なアクションをやるのが初めてだったので、すごく不安もあった」と明かしつつも、「今出せる力を現場で出せた」と手応えを語っていた。

 これまでも映画「世界の中心で、愛をさけぶ」(行定勲監督、2004年)、「モテキ」(大根仁監督、2011年)、「海街diary」(是枝裕和監督、2015年)といった多くの作品に出演し、日本を代表する女優の1人となった長澤さん。「キングダム」では美しさだけではなく、強さとカリスマ性を兼ね備えたキャラクターを好演し、今までになかった魅力を見せてくれた。続編の製作も発表されたが、長澤さんの新たな当たり役となった楊端和の活躍に注目したい。

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