山下智久:国際ドラマ「THE HEAD」バーチャル世界記者会見に登場 現場では“相手役”とベッタリ?

国際ドラマ「THE HEAD」のバーチャル記者会見に出席した山下智久さん
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国際ドラマ「THE HEAD」のバーチャル記者会見に出席した山下智久さん

 俳優の山下智久さんが、6月4日に行われた国際ドラマTHE HEAD」のバーチャル記者会見に出席した。山下さんは自身の演じたアキ・コバヤシという役名について、「彼のバックグラウンドをつかんだ後、自分で役の名前を考える機会をいただけたので、『アキ』という名前に決めました」と明かし、「『アキ』は日本語で『秋』。暑くも寒くもなる季節です」と話しながら、「ミステリアスな面も隠し持っていて、とても興味深い人物」だとキャラクター像を語った。

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 会見は当初、6月上旬にスペインで実施される予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、主要キャストと制作陣が世界各地からオンラインで出席し、ヨーロッパや中南米、アジアなど世界各国の媒体が参加した。

 山下さんはキャサリン・オドネリーさん演じるマギーと劇中で恋愛感情を育んでいくが、記者から「どうやって関係性を築いていったのか?」と聞かれると、オドネリーさんは「普段から一緒にいるようにしました」と返答。「本当に“はじめまして”の関係で、お互いを知る良い機会だったので、それぞれのキャラクターや文化について話し合いました。現場ではトモのそばにベッタリでした(笑い)」と明かし、山下さんは「本当に素晴らしい女優さんで、仕事がしやすかったし、2人の関係性は画面を通して感じていただけるはずです」と力強くアピールした。

 また、今作のために山下さんが作詞したエンディングテーマ曲「Nights Cold」について、山下さんは「『THE HEAD』のロケをしている時点ではまだ決まっていなかった」と言い、「実際に作詞をするときはずっと、ロケで訪れたアイスランドの風景を思い出しながら取り組みました」と楽曲制作の裏話を語った。

 さらに、今作は世界30カ国で同日公開されるほか、ブラジルでの放送も決定していたが、新たにフランス、イタリア、ポルトガルでも放送されることが発表された。

 「THE HEAD」は、エミー賞も受賞した世界的ヒットドラマ「HOMELAND/ホームランド」などのラン・テレムさんが制作総指揮を務めるサバイバルスリラー。山下さんのほかに、ジョン・リンチさん、アレクサンドル・ウィロームさん、リチャード・サメルさんらが出演する。

 南極の科学研究基地を舞台に、極限状態に置かれた人間たちの壮絶な心理合戦が描かれる。研究員たちは越冬隊の10人を残し、基地を去ることになったが、半年にわたる冬のさなかに突如、基地との交信が断絶。6カ月後に基地に行くと、ほとんどの研究員が死亡、1人は行方不明、生存者は2人になっていた……というストーリー。全6話で、日本では6月12日午後10時から、動画配信サービス「Hulu(フールー)」オリジナルの連続ドラマとして配信がスタートする。

 ◇山下智久さんのコメント

 世界の皆さんと、この物語を共有できることに、とても興奮しています。僕が演じたアキのキャラクター性については、ホルヘ(・ドラド)監督とラン(・テレム)とたくさん話をしました。そうやって彼のバックグラウンドをつかんだ後、自分で役の名前を考える機会をいただけたので、「アキ」という名前に決めました。「アキ」は日本語で「秋」。暑くも寒くもなる季節です。アキは頭が良く、強くて直感的。仕事にもいつも一生懸命だと思います。と同時に、ミステリアスな面も隠し持っていて、とても興味深い人物。皆さんもきっとワクワクすると思います。

 アキと愛情を深めていくマギーを演じたキャサリンは、本当に素晴らしい女優さんで、仕事がしやすかったし、2人の関係性は画面を通して感じていただけるはずです。

 今回はありがたいことに、僕の新曲「Nights Cold」が「THE HEAD」のエンディングテーマ曲として流れます。エンディングテーマを担当することは、「THE HEAD」のロケをしている時点ではまだ決まっていなかったのですが、実際に作詞をするときはずっと、ロケで訪れたアイスランドの風景を思い出しながら取り組みました。こうして出来上がった楽曲は、抽象的なラブソングになっています。

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