良いこと悪いこと
最終話 真犯人、だーれだ?
12月20日(土)放送分
窪田正孝さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「エール」(総合、月~土曜午前8時ほか)第58回が6月17日に放送され、俳優の井上順さんが登場した。井上さんは、主人公・古山裕一(窪田さん)の幼なじみ・佐藤久志(山崎育三郎さん)の親戚のおじさん・木下一役で、山口太幹さん演じる神出鬼没の“チビ久志”も久しぶりに登場し、視聴者を喜ばせた。また、同回の放送終了後には、Yahoo!のリアルタイム検索で「井上順」が1位を獲得した。
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第58回の副題は「古本屋の恋」で、喫茶「バンブー」の店主・梶取保(野間口徹さん)と妻の恵(仲里依紗さん)の物語。10年ほど前、保は亡き両親の跡を継いで、神田で古本屋を営んでいた。人付き合いが苦手で、外にも出たがらない保だったがある日、客として店を訪れた恵と話をしてから、彼女がやってくる木曜日を心待ちにするようになる……という内容。お店の常連客、木下(井上さん)が連れてきた親戚の子が、実は幼い久志(山口さん)で、保と恵の結婚にある重要な役割を果たしたことが明かされた。
井上さんは過去に、裕一のモデルの古関裕而(ゆうじ)さんに直接あいさつしたことがあるといい、「先生から『存じてますよ、いつも見てますよ、頑張ってくださいね』というありがたいお言葉をいただいた思い出があります」としみじみ。「僕はザ・スパイダース解散後、ソロで頑張っているところだったので、あのとき先生からエールをいただいたことは約50年たった今でも覚えています。オファーが来たときはとてもうれしかったですね。撮影も子供時代の久志と楽しくできました」と振り返った。
「エール」は、昭和という激動の時代に、人々の心に寄り添う曲を数々生み出した作曲家・古山裕一と、裕一の妻で自らも歌手になる夢を追い続ける音(二階堂ふみさん)の、音楽と共に生きる夫婦の物語。
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